海の京都
伊根町マイスター 浜野しげきです
伊根町では、平成30年度から町内に保護者が在住する大学生らを対象にした町独自の奨学金制度をスタートしました。
この制度は「教育の機会均等に寄与するとともに、時代を担う人材の育成に資するため」に、基金（2億円）を設置し、大学（大学院を除く）、高等専門学校、短期大学、専修学校に通う者を対象に、保護者の所得制限はなく無利子で貸与するものです。
「保護者が本町の区域内に住所を有していること」、「他の制度による奨学金の貸与を受けていないこと」など条件は設定されています。
貸与額は、月額3、4、5万円のいずれかから選択でき、返済期間は卒業後から15年となっています。
無利子の制度ですが、以前から発言しているように、この制度がUターンや将来の伊根町への投資となるかといえば、自分は期待できないと思っています。
鹿児島県霧島市の制度が自分の考えている奨学金制度に近く、本来であれば、ここまでの制度設計が必要だったと思います。
霧島市では、学校卒業後、市内の企業で計１０年間就労し居住するなどの条件を満たせば、市が貸与した奨学金を全額免除されます。
高度な専門知識や技能を身につけた者の定住を促し、人口増を主とした本町及び地域の更なる活性化を図るためには、今こそ、将来を見据えこのような制度が必要だと考えるのは自分だけでしょうか？
・「霧島ふるさと愛」若者応援事業
https://www.city-kirishima.jp/…/sho…/kirisimahurusatoai.html
町議会議員は何でも相談屋なんで、遠慮なさらずにお声かけくださいませ(^^)/
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