◆小学校の空調設備、洋式トイレなど学校施設整備充実へ! | 浜野しげきオフィシャルブログ「伊根の舟屋|しげきのある町づくり!浜野しげきのブログ」Powered by Ameba

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京都府伊根町議員 3期目(現在:第14代 議長)。みずほ保育園/朝妻保育所・朝妻小・伊根中/宮津高校/伊根町役場/(株)油屋・NPO法人いー伊根っと/を経て現職

海の京都
伊根町マイスター 浜野しげきですふなやん

 

9月定例議会の一般質問に対する町長答弁を掲載させていただきます。
【質問事項】
・小学校の空調等設備整備について
・放課後児童クラブの利用料について
・無料公衆無線LAN(wi-fi)環境の整備促進について

小学校の空調設備、洋式トイレなどの学校施設の整備の充実につきましては、教育長のほうから答弁申し上げます。そうでありますが少々私のほうから申し上げますと、近年の猛暑で空調の無い教室が室内温度30度以上、多くなっている。今年はあのランチルームがですね、ランチルームは確かに毎日毎日ご飯を食べて、みんなで集まりますのでね、それは設置するべきということで設置をしたわけでありますし、他の教室につきましては、教室のほうは、あの結構な教室に、まあ10人未満の生徒ばかりでございますので、まあそうか違うところもありますけれども、網戸を設置して様子を見ようかなどと、ことを話を聞いておりましたので、現状あろうかなと思っております。まあしかしながら、あのやぶさかじゃございません。あのこれはもう当然、設置の方向で考えていただくようにお願い申し上げております。また、トイレのほうもですね、そうですね子ども達でなくしても我々もいろんな所に行かせていただきますと、もう皆さんがねウォシュレットが無いと行けん言うんですね、トイレによう行かんて、もう大変増えております。そうでありますから、便器のほうは早急に、何とか来年あたりでも、全部とは言いませんけれどね、やっぱりそれに慣れた子もおりますので、そこそこ残しながら替えていくように、そのように指示を申し上げておるところでございます。
小学校の空調等設備整備については、このあと教育長が答弁しますのでご了承ください。
「小学校の空調(冷房)設備、洋式トイレなど学校施設整備の充実について」ということですが、議員が言われますように学習環境の整備、生活様式の変化に伴う洋式化への移行が、必要であることは承知しています。    
結論から申し上げます。
小学校の空調機器、洋式トイレの整備につきましては、整備する方向で検討しており、平成31年度には、完了したい、そのような予定を考えています。
さて、空調機器の整備ですが、小学校2校の普通教室と特別支援教室を考えていますが、今年度本庄小学校のランチルームにエアコンを整備しましたので、伊根小学校にもランチルームまた学習の場として使用している多目的な教室がありますので、そこも整備したいと、そのような計画でいます。
次に、洋式トイレでありますが、中学校は全て洋式トイレでありますが、ご承知のように小学校2校の洋式トイレは、1階の男子トイレに1台、女子トイレに2台、内1台は、給食調理員専用が設置されているだけで、2階、3階のトイレは、すべて、和式であります。
よって、全ての台数を洋式にするのか、和式を1つでも残すのか、便器やスペースの関係で台数が減少となるのかなど、学校等の意見も聞きながら進めていきたいと考えます。
また、2つの整備は、国の学校施設環境改善交付金の補助対象事業でありますが、府教委に確認したところ、平成30年度の国庫事業計画の受付は6月末に終了しています。この先、11月に行われる平成30年度事業計画変更の調査時に文部科学省から「新規事業も計上してよい」ということであれば、計上していただくことが可能だが、採択の優先順位は、かなり低くなる。」との回答でありました。このことから、平成30年度は補助事業として、取組め無いことが、ほぼ確実であります。
従いまして、早期に整備を行い学習環境等の向上、充実を図るのであれば、単費で30年度に実施する。補助事業で実施となれば31年度になりますが、国が採択してくれるかどうかは、不透明であります。
早急に実施するか、1年待つか、また全てを同時に行うのか、空調整備を優先するのかなど、財政面も含め町長部局と協議をおこない、取組んで行きたいと考えています。 

 

「放課後児童クラブの利用料について」の質問からお答えします。
放課後児童クラブは平成24年から本庄小学校区の本庄地区公民館で開設以来6年目に入りました。
当初は、伊根小学校区も事前の調査では開設をしたら利用するとの声が多くあったことから、福祉センターでの受け入れ態勢を整え準備をしましたが、通年利用の申し込みが無く、開設に至らなかった時期がありました。
その伊根放課後児童クラブも、本年から通年利用の申込があり、ようやく開設することができました。伊根地区の通年利用は当初6人で本庄のクラブと同数の利用で始まり、夏休み期間の利用は20人と部屋があふれるほどの利用となり町としても子育て支援の一翼を担えたものと自負しているところです。
この放課後児童クラブの利用料ですが、通年利用の場合8月以外の月は、月額3千円であります。8月は日曜日以外は、ほぼ一日中に利用が可能であることから6千円としています。長期休業のみの利用であればその休業期間ごとに利用料を定めており、夏休み期間の利用料は9千円となるわけでございます。
そこで、放課後児童クラブの利用料の軽減・免除の考えはないかとの質問ですが、議員も目的で言われたとおり、就労等で昼間保護者が家庭にいない児童を対象とし、保護者が安心して働くことができるという意味で子育て支援をしています。
また、利用料については、近隣の市町の中では一番低額にしています。今般のご質問の利用料を無料とする目的が子育て支援の充実を求められているものであれば、子育て支援を行っているのは児童クラブだけでございませんし、保護者は当然経済的活動収入も得られていますので、利用料の一律免除的なことは、如何なものかと感じます。
保育料の負担軽減や教育の無償化とは少し意味が異なると考えております。
また、放課後児童クラブの利用料金額で言うと平成28年度で42万円、平成29年8月末時点で約39万円の利用料であります。金額的にさほど大きな金額ではありませんが、恒久的な制度として実施するのであれば、他事業の状況、恒久的な財源の確保等充分な検討を行う必要があります。また、他の子育て支援策と効果の比較や重要度、優先順位など合せて総合的に検討し判断したいと思います。

 

次に、無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進についてお答えします。
Wi-Fi環境の整備は、一つ目には民間が整備を主導する商業施設、二つ目には行政が整備を主導する公共的な観光・防災拠点の2つに分類され、官民が連携しながら、それぞれ整備を推進していくものでございます。
公衆無線LAN、いわゆるWi-Fi整備については、平成27年6月に濱野議員からの一般質問にお答えいたしましたとおり、まずは伊根地区エリアを優先的に進めることとし、平成27年度に地方創生先行型交付金上乗せ分を活用し、伊根浦公衆FreeWi-Fiを4か所設置しました。
さらに、平成28年度には伊根町観光交流施設にも設置させていただきました。これで、伊根浦の観光拠点はおおむね、カバーできているものと考えます。
これらの整備費用は、平成27年度実施のFreeWi-Fi 4ヶ所の設置に1,328万4千円を支出しましたが、補助率10分の10の交付金を受けてようやく実施できたものであります。
また、観光交流施設での設置費用も101万7千円と多額の費用となっています。参考までに、維持管理経費も平成28年度に年間71万6千円の経費を支出しています。
申し上げましたとおり、特に設置費用については多額の経費を要するため、エリアを拡大したい思いはありますが、高率の補助メニューがなければ、なかなか整備は難しいところです。
今後は、重点整備箇所の観光拠点として高率補助が採択された場合には、設置の検討をしたいと考えます。
一方、防災拠点においては、避難所・避難場所として指定される施設で災害時にも利用できるWi-Fi環境の整備が望まれています。Wi-Fi 環境は全国の教育現場でも必要とされており、学校施設が避難所となっている施設は、非常時には住民等の避難用に、平時には教育用に活用できるWi-Fi の整備を教育部局と連携しながら、設置を検討していきたいと考えております。
次に、地域や場所によっては町内の民間事業者や賛同者が行う公衆無線LANの設置費用の助成についてです。例えば、観光客が散策時に、事業者あるいは個人の無線LANの電波を利用されることを想定されているものと考えますが、こうした手法が活用できることは理解しております。口ではどうとでも言えますが、個人の電波を他人が利用することになり、特に一般個人賛同者が多くいらっしゃるのか、その支援手法をどのように構築するのかなど、実施に向けた詰めの作業には多くの課題がありますので、慎重に検討したいと考えます。 

 

町議会議員は何でも相談屋なんで、遠慮なさらずにお声かけくださいませ(^^)/