カルビ海岸、条件整えばロックアウトへ!~平成25年第4回定例議会 一般質問答弁~ | 浜野しげきオフィシャルブログ「伊根の舟屋|しげきのある町づくり!浜野しげきのブログ」Powered by Ameba

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京都府伊根町議員 3期目(現在:第14代 議長)。みずほ保育園/朝妻保育所・朝妻小・伊根中/宮津高校/伊根町役場/(株)油屋・NPO法人いー伊根っと/を経て現職

海の京都・伊根町を心から愛する
伊根町マイスター浜野しげき ですふなやん


平成25年第4回定例議会一般質問「地域住民と観光客との関係に関する一定のルールの策定について 」に対する町長答弁を掲載します!
伊根 アオリイカ
日本の国観光客が増えていますね。今年は1千万人を超えるというようなお話であります。しかしながら1千万人と言ってもフランスなんかは、8千万人でございますから、到底まだまだ太刀打ちが出来ない状況です。もっともっと頑張らなければならないわけです。
われらがお仲間の南木曽町の妻籠がございまして、そこがかつて100万人の観光客が来ておりました。小さな町でありますが、伊根町より大きいですが。100万人あの通りに来ておりました。それが平成24年には48万人まで下がってきております。48万人まで下がってきていますが、そこに泊まられるのは全部外国人ですね。8割が外人だそうであります。日本人はどこに泊まっているかというと外ですね。全部妻籠の外。
大手ホテルに日本人は泊まるんですね。外人さんはその妻籠の風景にその宿に泊まりたがってひどい所でも泊まるんですが、日本人は誰も泊まらないそうです。難しい話ですね、そういうところは。我々のお仲間の白川郷も60万人の観光客がどんどん増えてきて160万人を突破した。それがまた逆に、100万人ぐらいに下がってきている。しかし客単価は一人数百円だと。そんなことも言っております。はなはだ観光というものは難しいものでございます。そういう中ではありますけれども、町の観光振興策も、徐々に功を奏してきたのかなあと思います。議員おっしゃられます通り、町並散策をされる方も年々増えてきたように思っております。あまり体験的な宿泊というようなものではないかなあとは思うんです。蕎麦打ち体験だとか農業体験だとか漁業体験だとかそういうものをしたいという人はまだまだ少ないようでありますね。議員おっしゃいますけれども、物見遊山の延長でございましょう。物見遊山と言えば、イベントや神社仏閣を見に行く。山里や村を歩いて散策する。行楽をすると言う事でありますので、まさに町内の舟屋群を歩いて散策されるのが物見遊山の一端であろうかなあと思っております。そういった徐々に増えてくる観光客に対するマナーの啓蒙策が先だっての伊根地区の区長要望の中でも大変取沙汰をされました。又議員おっしゃいますように、町内各漁港で魚釣りをする方を見ない日がないほどたくさんの方が漁港施設等を利用しております。
そのような中で、テントを張ったり、バーベキューをしたり、一晩中集魚灯をたいたり、そして帰るときには、ゴミを放置するなど、交流人口の増加が逆に生活環境の悪化や住民とのトラブルが発生していることは認識しており、トラブルの増大を懸念しております。
しかしながら、伊根町では第5次伊根町総合計画で交流人口の倍増を図ることを目標の一つとしております。伊根町を訪れる方々を排除するのではなく、できる限り多くの人々に来ていただき町の活性化を図る、共存共栄を目指しております。良識のある方ばかりなら問題はないのでしょうが、中々そうはいかない。トラブル防止のための一定のルールづくりは必要と考えております。

このルール作りに関しましては、伊根浦観光振興ビジョンの中でも観光ルールの設定の必要性についても記載しており、現在、今年度に「共に育む命の里事業」で立ち上がった「伊根浦創造塾」において、地域の課題の一つとして検討いただいております。素案が出来ましたら関係者等への意見を照会等もあるものと考えております。
また、私有地の侵入については、区長要望時に懇談した際にも申し上げましたが、これは犯罪であります。警察に言うのが早いと思うわけであります。そして、これらの規制のために看板設置の要望もありましたが、看板だらけでは景観が損なわれますので、効果的・効率的な設置場所の検討、看板のデザインにも配慮していかなくてはならないと考えております。私有地については行政の管理下ではないので、なかなか手は出せないわけでありますけれども、カルビにつきましては、その時の懇談会の時にも申しましたけれども、住民の皆さんが不都合を感じない、納得がいただけるのであれば釣り客のロックアウトはさせていただきますと。それ相応のちゃんとしたもので、釣り客がそこへ車はいけないようにできますが、釣り客はなかなか難しいかなあとは思いますが、そのような方策は取らせていただく予定でございます。
また、ゴミの投棄防止や回収の仕組みづくりでございますが、ゴミの回収につきましては、来年度も引き続き日本で最も美しい村の活動の一環として、ゴミパトロールを実施してまいりたいと考えております。また、「割れ窓理論」にもあるように、ほっておけば悪くなるばかり、官民協働の清掃活動や清掃イベントも実施したく考えます。
いずれにしましても住民、観光関連団体と一緒になって良作を考えたく思います。
ゴミ箱の設置、釣り客はどうなるんでしょうかね。以前も申しましたけれども、蒲入のロードパークがございまして、そこにゴミ箱が設置してありました。そのゴミ箱が設置してあった時代5月の連休が終われば、山ですね。本当にゴミの山であります。それを地元の婦人会の皆さんや株式会社の皆さんで仕分けを手でされて、ひどい目に合われておりました。私その時に申しあげておりましたのは、撤去せよと。ゴミ箱を撤去。ゴミ箱を撤去しました。それ以来そういうようなロードパークでの状況は見なくなりました。
わかりませんよ、道路以外のところに落ちているという可能性もございますがそういう状況がなくなりました。
天橋立でも置いてあるんですね。ゴミ箱が。普段少々ならいいんですけれども、本当に観光客が集まった時は同じですね。見苦しいもの、最たるものですね。良くもこれが日本の三景のものか思えないぐらいゴミの散乱状況であります。そういう意味でどちらがいいのか検討させていただきたいと思っております。

次に空き家舟屋の活用にむけた物件取り扱い活用基準及び移住希望者の選定方法の確立・整備を図る考えはないかとのご質問についてですが、文面からの答弁としては、空き家舟屋はあくまで個人財産で、基本的な取引は民間と民間との取引でございます。買った人の重伝建の制約はしっかりと守っていただきます。しかしながら、個人の財産の取り扱いに町があれこれ制限や基準を設けるのは無理に思います。また、移住者を選定するような基準を設定することは、差別化や人権問題に発展することを危惧しておりますので、現在はそのような基準作りは考えておりません。
しかし、議員良い例をご紹介いただきましたので、こちらも研究させていただきまして、そのような方策がとれるのか検討させていただきたいと思います。


以上の町長答弁に際し再質問いたしました!


◆再質問

私有地については町長おっしゃられるように個人の範囲内で警察に通報いただく。それが一番ベストなのかもわかりません。ただ、漁港施設について、立入禁止という看板が出されている漁港もありますけれども、実際問題沢山の方が入ってこられて安全対策が講じられているかというと正直まったく講じられていないですね。これ、事故があった場合に、もし訴訟になれば、先程申したような事例もあると思います。現に網の上を車をUターンさせるために通行すると。ありえないような現状もあるわけでございます。漁港施設についても町長の見解があれば、お聞かせ願います。

◆再質問・町長答弁

漁港施設については、漁協と色々と話し合いをさせていただいております。雌雄とでありながらオープンですからね。どっからでも入ってこれるので、しっかりと制限できるように、そういう状況に持っていって禁止をする。開放するなら開放せと。それらしい設備にして、お金を取って一緒にやっていった方がいいのではないかと。又、伊根湾全部船を下すのは禁止する。それは出来ない。係留するのも全面禁止は出来ない。そして、そういう場所を一角設けてそしてあとを禁止していくという方策もあるわけでありまして、町としても指導というわけにはいかないわけですけれども、漁協さんと株式会社さんと町と国と入り組むでおって、誰が指導していってやるのか難しくあります。やっとそういう話が出来るようになってきました。まだちょっとかたづいておりませんけれども、色んな漁港で放置してある船についても漁協さんとお話をして、一つについては町が撤去をし、始末をします。始末をした代金は個人さんに請求します。又わからない船については、これもいったん伊根町と漁協で一緒にお金を出して、処分しようじゃないですか。その後、来るのは徹底的に精査していこうと。ましてや空いているところには進入禁止の入れないようにする。とめさせるならとめさせるといった方策を一緒に考えましょうという協議の場が出来ましたので、その方向で進めさせていただきたいと思います。

皆さんのご意見お待ちしております。


い~伊根っ



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~「しげき」のある町づくり!濱野茂樹のお約束~

皆さんと同じ目で、今行われている政治の問題を見つけ出し、そしてそれを正します。

皆さんと同じ耳で、弱者と言われる人たちのどんな小さな声も真剣に聞きます。

皆さんと同じ足で、問題が起きている現場に、ためらうことなく駆けつけます。

皆さんと同じ手で、自分も汗まみれになって働き、そしてこの町の進むべき道を指し示します。