こんばんは。濱野茂樹
です
衆議院議員総選挙が12月4日（火）に告示されます。
衆議院議員総選挙から伊根町内の投票所の投票時間が1時間繰り上げされ午後7時までとなることになりました。
皆さん、ご注意ください！
※期日前投票は午後8時までと従来と同じです。
今日から伊根町でも期日前投票所の投票立会人の募集がはじまりました。
http://www.town.ine.kyoto.jp/pub_rela/somu/senkyo/20121216syugiin/syugin.html
時給は800円程度支給されるようです。
選挙に従事する町職員の時間外手当についてですが、自分は選挙の町職員の立会については、人件費抑制のため、管理職を充てることや民間を活用し抑制すべきだと議会で提言しています。
一般常識とはかけ離れた時間外手当が、選挙の際には支給されることは以前のブログでも書かせていただきました。
◆日給3万円のお仕事・・・
http://ameblo.jp/shige-king/entry-10857162043.html
◆初議会は臨時会
http://ameblo.jp/shige-king/day-20111124.html
これは一般職が事務に従事する場合、すべて超過勤務（時間外手当）で支給され、休日加算（支給割合100分の135）され、平均、一度の選挙で3万円近くの超勤手当が支給されるというものです。
しかしながら、選挙に同じように立ち会う立会人さんは、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律に基づき、次のように決められています。
・投票所の投票管理者 12,600円／日（@1050円）
・投票所の投票立会人 10,700円／日（@892円）
少し以前の資料になりますが、地方公務員（市町村職員）の平均給与月額に基づく、選挙に係る時間給を積算してみました。
総務省が発表している、平成17年4月1日現在の一般行政職の平均給与月額（諸手当月額を除く）は次の通りです。
・指定都市362,370円（43.2歳） ・市353,298円（43.3歳） ・町村331,506円（42.6歳）
・特別区 365,542円（43.9歳）
したがって、この数値から平均給与月額を計算すると、353,179円（43.25歳）（g）となります。
現在、1週間の法定労働時間は40時間です。月平均4週間とすると、月間160時間（h）となります。
つまり、ここでの地方公務員の1時間あたりの給与平均は（g）÷（h）＝約2,207円（i）となります。
そこで、休日加算のみ加算しますと（i）×1.35から、22時以降の休日・超過勤務手当単価は約2,979円となります。
単純に計算して、投票管理者、投票立会人の約3倍の時間給となります。
じゃあ、町職員が投票所で町職員でしかできないような特別な仕事をされているのかというと、投票所にいるときは名簿照合と投票用紙の交付とたいした事務内容ではありません。
自分もそうでしたが、正直、本や新聞等で時間が経つのを待っているという感じでしょうか！？
先だっての9月議会で、決算の質疑の中で、選挙費用の抑制を発言させていただきました。
「国政、府政選挙の場合、すべて国府から予算が支出されるので、人件費を抑制する必要はない。」との答弁でした。
国や府のお金だからと、いくらでも時間外手当を支給したらいいとはならないと思うのは自分だけでしょうか？
今回の総選挙にかかる伊根町の補正予算はまだ議会に提案されておりませんので、議会に上程された時は今一度、しっかりと議論したいと思います。
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