観光について | 浜野しげきオフィシャルブログ「伊根の舟屋|しげきのある町づくり!浜野しげきのブログ」Powered by Ameba

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京都府伊根町議員 3期目(現在:第14代 議長)。みずほ保育園/朝妻保育所・朝妻小・伊根中/宮津高校/伊根町役場/(株)油屋・NPO法人いー伊根っと/を経て現職

観光は伊根町が、丹後が、日本がこれから生きていく上で、柱になる産業だと常々思っている。
現に政府も「YOKOSO!JAPAN」(ビジット・ジャパン) として、2010年に訪日外国人旅行者数を1千万人にするとスローガンを掲げているが、現状は、なかなか伸びていないようで、円高などでむしろ停滞しているように見える。
中国が富裕層の個人旅行を解禁したというのに、波には乗っていない。
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ある方が韓国へ行ってこられ、大満足して戻ってきた。
安く買い物ができただけではない。
そこには韓国人の「親切」(おもてなし)があった。
商品の売り場がわからず困っていると、言葉は通じなくても、周り中がどこにあるか調べてくれたそうだ。食べ物をオーダーしても信用を重んじる姿勢が伝わったという。
韓国は日本人の観光に国の経済をかけており、そんな必死の思いが伝わったようだ。
今の伊根町、日本にそれだけの迫力はあるだろうか。
観光ではなく他の産業でまだまだやっていけるという考えが残っていないだろうか。
長い時間をかけて成長させていかないといけない産業は別だが、韓国だけでなく、ビジット・ジャパンが存在するように、日本も観光を柱にしないと、他に成長産業は思いつかない。
旅先で、訪問先で優しくされると、その国や町に好意を抱くのは当たり前ではないか。
観光を盛んにするにはガイドの養成や旅館・ホテルのサービスなどが考えられるが、そこで生活する人の対応が、一番のおもてなしの「カギ」を握っているように思う。
その点、田舎者の我々は積極性に欠ける。
外国人に話しかけられると逃げるか、テンパってしまう。
日本人には、昔から見知らぬ人とは口を聞くなという教えがあるせいか、それとも外国人に慣れていないせいか。
伊根町では旅行客に慣れていないのもあるが・・・
引っ込み思案では、観光産業の成長・この町の成長は望めないのではないだろうか。