chatGPTでの気付き(7) | 滋賀トーストマスターズ

滋賀トーストマスターズ

初めまして!滋賀トーストマスターズです。
トーストマスーズはアメリカで設立された、非営利の英会話クラブです。
クラブ参加希望者は、プロフィールの『メッセージを送る』から連絡をお願いします。
見学を希望される方は、無料にて対応可能です。

chatGPTについては、ようやく本が出始めましたね。ぜひ、図書館で借りて、勉強したいものです。

ところで、私が今のところ、chatGPTに与えるプロンプト(最初に与える命令)で一番うまくいっているのは、以下のものです。
 

①Would you make a conversation in English with me? 
②If there is anything not clear in my speech or grammar, please ask me about it.
③And if there is anything wrong with my collocation, please tell me what is wrong.
④And at the end of your speech, please ask me further question regarding the topic of the conversation.
⑤And at the head of your speech or before the end of your speech, please call my name.
⑥When I tell you my name, please call me by that name after that.
⑦When you answer to me, please speak by two sentences.

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
以下、簡単なコメントです。
①は、まず会話を開始するために入れてあります。これを言わないと、chatGPTは一人で喋り出します。なので結構重要な部分です。
②と③は、文法チェックをしてもらうつもりで入れてあります。ただ、あまり効果はないようでした。多分、他の命令に埋もれてしまっているのかもしれません。
④は、chatGPTの方から質問してもらうために入れてあります。結構効果がある一文です。これがあると、会話らしくなってくるようです。
⑤と⑥は、なんか自分の名前を呼んでもらえると、会話をしている気になるので入れました。ただ、
    My name is 〇〇〇〇.
といっても、こちらが期待するようには聴き取ってはくれないことがあります。これは、自分のローマ字の英語読みが出来ない私達日本人側での発音の問題と、日本語の発音記号が喋れない、英語用の音声処理ソフトのそれぞれの問題だと思います。
自分のローマ字を、どう英語読みするかわかっているあなたなら、その通りに発音すれば、ちゃんと上手くいくはずです。
でも、その発音だと、自分の名前は、「こんなんちゃう!」と思ったりするかもしれないですね。
最後の⑦。これは、会話が変な方向に行ったときに修正しやすいように入れてあります。
ある意味、一番大切です。これがないとchatGPTは、得意になって、長文で喋ってきます。
おそらく、chatGPTと会話を始めると、その意味が分かって来ると思います。
そんな時、短く喋ってくれると、ほんと助かります。
たとえば、話の途中で、自分の発音とか構文が間違っていて、chatGPTが暴走して、まったく違う話を始めることがあります。
そんなとき、「ちゃうちゃう、自分が喋りたいのは〇〇なの」といいたいですが、今のchatGPTのシステムは、互いに、代わる代わるに喋るシステムですから、割って入ることはできません。
もちろん、chatGPTの画面には、音声出力を止めさせるボタンがあるので、それを使えばいいのですが、なんか、人の話を無視したようで、申し訳ない気持ちになってしまいます。
というわけで、chatGPTに短く喋ってくれるように命令することで、chatGPTの喋りを待ってから、「いやいや、そうじゃなくてね、〇〇なのよ」と言えば、角が立たないように感じます(自己満足?)。
ただ、まだ問題があります。
この⑦の命令、chatGPTは、すぐに忘れてしまいます。
話が興に乗って来ると、結局、話が長くなります。
それで、適当なタイミングで、この命令を忘れないように繰り返す必要があります。

以上の①~⑦を適当に変えて、使ってみてくださいね。

次は、実際に会話した内容について、お話したいと思います。