どもども、エーちゃんです。
英語には色々と面白い表現があります。その中で、今日取り上げるのはこちら、「最後の男」です。
最後の男とは、
He is the last man to tell a lie.
(彼は噓をつく最後の人間だ。)
このThe last man のことです。最近ではThe last personでもよく、むしろこちらが推奨されるようです。
この構文、彼は決して嘘をつかないって言えばいいだけなのに、最後の男を出してくるんですよ。
しかし考えて見てください。核戦争とかで地球上に生存している男があなただけでないと、あなたは嘘言っちゃダメなんですよ。何という高いハードル、超えられない壁。
友達以上彼女未満の女の子が自分の部屋に来ることになったときに、彼女から、
I trust you. You are the last person to be violent with a woman.
(私はあなたを信じているわ。あなたは女性に乱暴する最後の人間よ。)
と言われた状況を想像してください。
彼がこのチャンスに、女性と一気に深い仲に…と考えていたとしたら、勝手に最後の男にすんない!と彼は拗ねるかもしれませんよ。
アメリカでこの構文、どのくらいのニュアンスで使われているんでしょう?ご存知の方は教えてください。以上、「最後の男」から中継しました。
なお、下の写真は最後のサムライです。よく似ているので、間違えないように気を付けましょう。