「住む場所」の売買 | よきかなのブログ

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以前から気になっていた、隣の駅の近くのマンションが売りに出ていて。迷う暇なく、引っ越し先はそこに決定。

現在住んでいる場所も売りに出しています。

 

気に入ったマンションがこんなに早くに視界に入るとは思っていなくて、予定より数か月早く物事が動いています。

 

自宅については、建ててから30年が過ぎているので、家自体には価値はないと判断してました。

むしろ、取り壊す必要があるため、その分安くしないといけないかもとかね。

 

見積もりを頼んだ3社のうち、この古家にも価値をつけてくれた会社を選んで、専任で売買に当たってもらうことになりました。

 

バブルのしっぽの頃に建てた注文住宅。もうね、当時の某〇〇〇〇ハウスの鼻息が荒くて、荒くて。おまけに担当者が、多分「うつ病」になっていたんだと思うけど、事務連絡がいいかげんで、決め事が実施されていないことが多々ありました。こっちも大迷惑をこうむったのだけど、担当者の現状を目撃すると、腹を立てるというよりは気の毒になってしまうほど。ちなみにその担当者さんは、その後私たちがその家に引っ越して1年たつかどうかのうちに、(たぶん)過労死してしまいました。

 

建築会社の担当者を「気の毒」と思うような余裕のある建て主ではなかったですが。完成して移り住んだ後もいろいろ問題が山積みで、何度もやり取りをしていたら、建築会社の大阪本社のクレーム係のえらいさんがやってきて、なんか、やーさまみたいな迫力で、思わずこちらの声も上ずってしまいました。「負けるものか」と思って、相手の了承を得て、会話をすべて録音したりしてね。そのころ、夫もうつ病真っただ中だったらしく、交渉事の役には立ちませんでしたので、勢い、私が矢面に立つことに。

 

昔、聞いたんですけど、「家を建てると病人が出る」というのは本当のこと。その年に義妹が亡くなり、それから9年後に夫もなくなりました。波乱万丈紆余曲折ありで、一人で住むには大きすぎる家に住んで8年になります。

 

それでも、某〇〇〇〇ハウスのネームバリューと、注文住宅という響きは絶大で、広告を出したら何軒か見学に来ました。他人が家の中に入るというのはすごく珍しいことで、なんとか人が通るくらいの余白を作って、迎え入れました。おかげで、ハウスダスト舞う中、呼吸器が悲鳴を上げて久しぶりで痰がでています。