マラソン練習において、大切なのはいろんな刺激を体に入れ目標のペースやタイムに対して近づけていくことです。


なので、近づいて行かないようなサイクルの練習は成果を出すと言う意味に於いては意味が薄いです。


例えば、1km6分ペースでフルを走りたいと言う方がいるとします。

基礎体力づくりとしてキロ7分とか6分30とかで10km前後走るのはok、

きつい練習の次の日のリカバリーとして7〜8分で走るのもok


ただいつまでたっても、レースのペースで練習をしない、もしくはレースペースの感覚が備わらないのはマイナスです。

初級クラスの方は無理にインターバルをやらなくても良いので、上記のようなキロ6ペースでフルを目指す方ならば。

ビルドアップ15キロ。
スタートして5kmは6分30ぐらい、次の5kmをレースペース前後(6分くらい)最後の5kmをレースペースを維持するか、多少スピードアップするみたいな練習なんかがいたかなと思います。


中級、上級なら、ジョグやロング走はレースペースよりも基本は下げて走り、レースペース以上の刺激はインターバルやハイペース走という形で行う。

そのハイペース走や、高負荷トレーニング後にロング系のメニューを入れるというのが一般的です。


初級の方はまずはペース走やビルドアップ走の中でレースペースで走れるか、上げていけるか。

レースペースで全く走ってない。というのは成果を出せるのか不透明なので、ぜひ一度レースペースで1km以上走ってみることや上記のことを推奨します。