台風10号が発生したと聞いたのはいつだったかしら?わりと前です。

どれどれと調べてみたら8月21日に発生が予想されてました。



当初の予想ではわりと真っ直ぐ日本に向かってくると思われてたんですね。



それが23日には本州縦断の可能性がでてきました。





あれっ、と感じたのは26日の予想ですかね?なんだか西に遷移してるな、と感じました。



27日にはいきなり勢力を強め、九州縦断が示唆されました。

28日にはさらに発達の予想。



それにしても動きが遅い台風だとジリジリしはじめたのもこのあたり。ホントに東北地方まで台風続けられるの?とか思ってました。



28日には台風の目がはっきり見えました。



しかし、30日の予想ではいきなり勢力が弱まってます。
28日までは明確だった台風の目が屋久島過ぎたあたりから崩れました。

ウェザーニュースの解説では、屋久島の山が影響したのではなく、台風がそのあたりに来た時に西側から乾いた空気が入ったのが勢力低下の要因ではないかと言ってました。





③はともかくとして、①と②が急な勢力低下の要因ではないかというのがウェザーニュースでの説です。
なんで、①の乾いた空気が流入したのかまでははっきりしないみたいでしたが。

元寇の神風とは反対の意味で、ちょうど良い時に乾いた空気が入ってくれたんですかね?

その後、雨台風として日曜昼でもまだ台風を維持してるようです。

今回の台風10号の動きを見ててわかったのは、
①台風は高気圧の淵を沿って進むが、太平洋高気圧と、西側の高気圧との境目でなかなか進路が定まらなかった。
②偏西風が北側を走っていたので、偏西風にも乗れず滞留した。
③とにかく日本近海での海水温が高いのでエネルギーが補給され、勢力拡大し、雨を降らせた。
④たまたま屋久島近辺で乾いた空気が流入し、勢力を落とした。
⑤しかし湿った空気が絶え間なく補充されてるので離れたところでも大雨になっている、
ということのような気がします。

たいたい10日間、この台風は居座り続けました。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
こんな変な台風は願い下げにしたいです。



土曜日は雨上がりの夕焼けでした。