月曜日の昨日、ジムから帰って涼んでいたら郵便屋さんが郵便物をpostに入れていってくれました。

暑いのにご苦労さまです、頭が下がります。


サンダルをひっかけ、出てみたらハガキも見えました。

いつ来るんだろ?と思っていた「運転免許の更新に伴う高齢者講習のお知らせ」が来てました。

ついにその日が来てしまいました。



すぐに開いて必ず中を読め、か。すごいな。



来年の2月末までの間に、必ず近くの自動車学校で、A区分の高齢者講習を受けなさい、だけど混んでて予約が取りにくいから早く予約しなさい、と書いてあります。


A区分ってなんだと思ったら、普通自動車対応免許を持ってる人が対象で、なになに、2時間もかかるんだ。

やれやれ。最近若い人たちがスマホ代がかかってクルマに関心を示さなくて自動車学校仕事なくて困るから、年寄り集めて講習受けさせて金集めしようと企む人たちの策が成功して定着してしまった高齢者講習。
年寄りは真面目だから講習受けるけど、受けないとどうなるんだろう?
受けない場合の罰則についてはこのハガキには書いてないみたいですが。

早く予約しろと書いてあるので、一番近い歩いていける自動車学校に電話しました。

男性が出ました。
こちらが名乗り、「高齢者講習のハガキが来たので講習を予約したい」旨を告げると、なかなか丁寧な対応をしてくれました。

学生の頃に通った自動車学校はやたらと厳しく、ふんぞり返った「教官」がいじわるな指示を出して出来ないとネチネチ文句を言って判子をくれない、という嫌な経験をして自動車学校には良い印象を持たないでいた私には、その丁寧な対応が意外でした。
いろいろ聞かれて、当日は講習連絡ハガキと免許証とメガネと8000円を忘れないで持ってきてくださいね、と言われて10月初めの予約が取れました。
8000円取るなら、丁寧なのもわかるなとか思いましたが、でもそれだけではなく、最近は昔みたいな横柄な態度を取る人はたしかに少なくなったなと思います。

昭和30年代くらいのお巡りさんは「おい、こらっ」と職質するのが当たり前でした。40年代でも深夜の実験の帰りに一人で坂を歩いていたらパトカーに職質されました。
国鉄の駅員もいばってたな〜。威張りながら切符切りをやってました。
学校の先生も威張ってたな〜。容赦なくビンタをくらわせてたし、生徒が間違えると「バカ・タコ」とか呼ぶのは当たり前でした。

そういうのが今みたいに変わったのは人権意識の高まりの結果だと普通は言われますが、私的には巷にスーパーとかコンビニが増えて同時に国民がそれなり金を稼ぐようになり「消費者」として行動することが増え、「お客様は神様です」とチヤホヤされるに至った結果の方が先なんだろうと思ってます。そのあとしばらくしてから人権意識の高まりが来たと理解してます。

話が逸れましたが、「消費者」であり「お客様」である高齢者講習受講者の私に、講習をする側の多分私より若いひとはどんな態度を取り、受ける側のひとである私はどんな気持ちになるのか?
かつて「教える側」であった私が「ただの年寄の受講者」になったときに、その関係性にどんな印象を持つのか(なんとなく腹を立てるのではないか?とかね)、わりと楽しみにしながら待っていようと思います。

8000円、忘れないようにしなきゃ。


通っているジムです。なんか変な自転車いるの分かりますか?