最近、また秋田県とか北海道で熊に襲われ、亡くなる人がでる被害が報道されてます。

その人が襲われる原因の一つに山菜採りがありますが、確かに秋田県民はこの山菜採りが大好きです。

もう秋田を離れて30年近くになりますが、秋田に住む奥さんの友達が毎年この時期には山に入って採った山菜を送ってくれるのです。

それくらい、秋田県民は山で山菜採りをするのを当たり前のこと、と理解しているはずです。


しかし、大変残念なことに、その「山菜採らねばなんね」習慣が熊との遭遇率を高めてしまい、襲われて亡くなってしまう人が出ることに繋がります。熊よけの鈴とかラジオだけではもはや効果が薄いようです。


秋田県に生息している熊はツキノワグマで、北海道のヒグマに比べておとなしいと言われているのに、襲われれば人間はひとたまりもありません。

こないだお巡りさん二人が、熊に襲われて亡くなった男性の遺体を搬出しようとした時に熊に襲われて怪我をした、とありましたが、彼らが腰にぶら下げている38口径のニューナンブは対人用で、厚い毛皮に覆われている熊には役に立たないと聞いたことがあります。だから発砲もしなかったのでしょう。


熊と対峙するにはライフル銃か、それに準ずるスラッグ弾を発射できる散弾銃が必要ですが、なんで熊を相手にする警察官にライフルとかを持たせないのかなといつも思ってしまいます。

調べてないので分かりませんが、警察官が拳銃以外の武器を持つにはなにか規制があるのですかね?もちろん大威力の銃は人家の近くで発砲できないとかはあるのでしょうが、人家の近くでも拳銃なら発砲してますよね。猟友会なら撃てるのに警察が撃てないのは不思議です。

警察には狩猟免許がないからなんですかね?


ヒグマを相手する北海道の街のハンターが、出動手当の額で折り合いがつかず、熊退治に参加できないとありました。


そりゃそうでしょう。

こっちは生身の身体にライフル一丁。しかも相手の縄張りで戦うのは決死の覚悟が必要です。弾代にもならない額で熊退治に行けと言われても普通は断りますよね。


そんなわけで、戦争映画を好む暇老人が考えたのは、なんで自衛隊を投入しないのかな?という、夢のような話でした。

もちろんライフル持った分隊とかを配置しろとか言うのではありません。無防備すぎます。

こないだ引退が決まったように聞いた74式戦車を複数両配置すればなんとかなるのではないかな?とか考えたわけです(素人の話ですから笑いながら読んでください)。



もちろん熊に向かって戦車砲をぶっ放せとかアブナイ話をしてるわけではありません。戦車についてる12.7ミリ機銃を使えば良いのでは?と考えてるわけです。

なんで戦車を持ち出したか?というと、ハンビーでは装甲が薄くてヒグマに負ける可能性があり、普通の装甲車だと上部に取り付けた機銃を撃つ際にクマに飛び乗られてしまう可能性があります。74式戦車でも機銃は外についてますが、装甲車よりは飛び乗りにくいように見えます。いざとなれば轢き殺してしまえば良いわけだしね。戦車に勝てる熊はいないべ。


そんなことを考えながら、自衛隊装備とか見ていたらこれがありました。



87式偵察警戒車です。キャタピラでなくタイヤだから移動が早い。25ミリ機関砲が付いてるから威力も大きく、速射性もある。中から撃てるから熊に襲われる心配も少ない。 
熊出没地域に派遣して、近くに熊の食べそうな肉とか罠をしかけて、出てきたら砲撃すれば間違いなく退治できます(当たればバラバラになる)。
暗視装置ついてるのかしらね?

なんでこんな野蛮なことをいうかというと、昭和の時代に自衛隊は北海道沖で繁殖したトドが漁網とかを荒らすということで、沖合の島にいる大量のトドに対して、機関銃で掃射を行い、退治した実績があるからです。


調べてみたら、なんと40mm高射機関砲を使ったそうです。たまげました。過剰攻撃ですかね?撃たれたトドは速攻で逃げたそうです。

トドに対してできるなら、人や家畜を襲う熊に対しても出動可能なのではないかと思うのですが。

それくらいやらないと、熊による人命被害は防げないと思うので、思ったことを書き散らしてみました。熊好きの人、ごめんなさい。

でも人の味を覚えてしまったヒグマは私は駆除対象にしなきゃだと思います。


我が家の紫陽花にも色が入りました。


日曜日の写真です。