写真を撮るのに楽なのはズームレンズです。
例えば18−400mmのズームレンズを一本持っていれば、かなり広い範囲(広角)の風景写真から、人物写真(オヘソから上、頭のてっぺんくらいまで、いわゆるポートレート)も撮れるし、なんならそのへんの屋根のてっぺんであたりを睥睨しているシロサギくんとかも撮れてしまいます(望遠)。
少し重いことを除けば、私みたいなベタッとした写真を撮るのが好きな人間にはこのタムロン社製のズームレンズはありがたい存在です。
しかし、写真雑誌に載ってるような写真にはなぜかベタッとしてるのはほぼ皆無で、輪郭がくっきりしてしかも濃い色味と淡い色味が絶妙な組み合わせになってるものがほとんどです。
そういう写真を例えば安売りしているCAPA(TSUTAYAでは先月号を20%引きとかで売ってます)とかで見ると悔しいのですが、どうあがいても歯が立たないので極力見ないように心がけています。
とはいえ、自分の写真がなんだかベタッとしてるのはズームレンズを使うせいではないか?とか思うこともあります。
そんな時、人は単焦点レンズを買うのかもしれません(ウソです)。
そんなわけで、かくいう私も単焦点レンズを買いました。ZEISSの21mmです。かなり前に中古でゲットし、あまり使わないでいました。
なんとなればかつて満を持して購入したライカの古いレンズに裏切られたトラウマから、ドイツのレンズなんて!と拗ねていたからです。
この休眠していたZEISSの21mmを同じく休眠していたD750に装着してRAWモードで撮ってみたらピントがちゃんとあったクッキリモードの写真になるのではないか?
淡い期待が胸をよぎります。
そんなわけで、思いついたが吉日と、明日になる前、今日の夕方に裏の公園に出撃しました。