孫たちが帰ると、今度は仙台市にいる義理の母親98歳の世話が再開されます。


私はやりませんよ。奥さんが頑張ってます。

私はその送り迎えのアッシー老人として機能しております。


そんなわけで、孫が帰った月曜日も昼過ぎから仙台に向けて旧4号線を北上しました。

長町と愛宕橋の交差点で信号待ちをしていたら、なんだか後ろからかなりすごい排気音が聞こえました。

ランボルギーニかな?フェラーリかな?と思ったのですが、聞き覚えのあるフェラーリの甲高い音ではなく、もう少し低音が強調された音がしてます(近くにフェラーリの中古屋さんがあり、そこでフェラーリの調子を保つためにジムの前を走り抜けていくので排気音がよく聞こえるのです)。


追いついてこないかな、とサイドミラーをチラ見するのですが、割と混んでて(連休中だし)なかなか全体像が見えません。

宮沢橋の交差点の信号待ちで、一部だけその姿がサイドミラーに写ったのですかさずスマホ激写しました。



拡大するとこうなります。



スーパーカーだとは分かるのですが、私の乏しい知識では同定できません。
信号を過ぎてからやっと全体像が見えたのですが、走ってるので写真は撮れません。排気音も聞こえませんでした。

うちに帰ってグーグルレンズで調べてみたら、なんとマクラーレンでした。
これです。






いやはや、すごいクルマです。マクラーレン765LTとかいうらしい。
最高時速332km、765馬力(❗)、4リッター8気筒エンジン、お値段5000万円(中古車はプレミアムがついて6500万もします)。

ナンバーが読み取れなかったので、どこから来たのか分かりませんでしたが、仙台にあるのかな〜?都会から走ってきたのかな?連休だから。
でも、連休で混む高速を走るのは考えにくいから、仙台に住む大財閥の御仁がヤナセから出てきたのかな〜?とか、考えます。

しっかし、マジで乘る人いるんだ。しかも連休中の4号線をノロノロ走り抜けていく。目立ちます。ガン見されます。

でもな〜、乗ってみる?とか言われても断ります。あんな低い着座位置。
一回、中古車屋さんでフェラーリに座らせてもらったら狭くて立てなくなってそのまま一生出られなくなるのでは、と恐怖にかられました。
たから、スーパーカーには座りたくないです。
コペンだって出るときにサイドステップに手をつかないと腰をひねってしまいます。

だからスーパーカーは人を選びます。

まずお金持ち。次はお腹が出てないこと。そして鍛えてないと出入りで腰を痛めます。お腹が出てるとハンドル操作が大変です。

そうなると、①宝くじで数億当たった若者、②ビットコインとかで当てた若者、③株とか投資が大当たりした若者、④IT長者の若者、くらいしか所有者は想像できません。いずれにせよ、友達にはなりたくない種類です。

とはいえ、マクラーレンには罪はない。
でも中国とかドバイだのの成金どら息子がフェラーリだのランボルギーニだのをいきなり飛ばしてそのままぶつけてあっという間に廃車にしてるのを見ると、そんなやつらに買われるスーパーカーは可愛そうだな〜とつくづく思うのでした。

スーパーカーには運転上手くて頭の良い金持ちが乗らないとね。



もうすぐ田植えが始まります。