木曜日の昨日は晴れでした。
いつもの時間にジムに行ってトレッドミルに乗っていたらお尻のポケットのスマホが鳴ってます。
取ったら車屋さんで、修理が終わったとのこと。
早いな〜。これから届けてくれると言うので、少し早めにジムを出て帰りました。
車を受け取り、少し休んでからカメラ徘徊にでも行こうかとカメラを持って、ついでに墓参りもしようと近所の新鮮館というスーパーで仏花を二束買って普門寺方面に歩きます。
セリ田の畦道にはホトケノザとヒメオドリコソウとナズナが咲きそろってます。
電柱のあるところまで来たらまたスマホが鳴りました。おやおやと思って取ったらまた車屋さんで、別の要件でしたが、話をしてる間に緊急地震速報が鳴ってる音が聞こえ、「地震だ」と言う声も聞こえます。
あらあら、と周りをみると確かに電線が揺れてます。結構な揺れで思わず電柱につかまってしまいました。
幸いすぐに揺れは収まり、電話も終わって調べてみたら震源地は福島県沖、深さ40キロ、M6.0、この辺の震度4とか言ってます。
これならまあ大丈夫か、とそのままお墓の方に歩いていたら、踏切の遮断器が降りました。
仕方なく電車が過ぎるのを待っていたら、隣に止まった車の運転席に座った知らないおばさんが声をかけてきて、「今地震があったよね」と言ってます。
「んだね、ゆれたね、震度4みたいよ」と言ったら、「最近多いね、気をつけて」と言われました。
電車が行っておばさんも走り去ったのですが、ふと「なんで、気をつけて、と言われなければならないんだ?」という疑問が生まれました。
花を抱えていて、これからお墓に行くと分かるから、「地震がまたきて墓石が倒れると困るから気をつけろ」という意味なのか、「踏切だから電車にはねられないように気をつけろ」の意味なのか、「ヨロヨロ歩いてるから転ばぬように気をつけろ」の意味なのか?
そう言えば昨日も知らないおじいさんに話しかけられて桜の枝をもらったな、とふと思いました。
2日続けて知らない人から話しかけられたわけです。
もし、これが20代30代のイケメン男なら、急に桜の枝をもらうこともないだろうし、地震の後踏切を渡るのに「気をつけろ」と言われることもないだろうと考えると、そうか、自分は他人から見れば「頼りげのない老人」なのかと、ふと気づいてしまうわけです。
なんだよ、と思いますよね。
こっちはまだ若いつもりでいるのに。
力のない年寄りが、こんな重いズームレンズ付きD850をぶら下げて歩きますかってんだ。
お墓に行ったら、こないだお供えした花が片付けられてました。
住職がかたづけてくれたんだ、と感謝しました。ありがたや南無南無。
古いお花を片付けるのは大変なんです。
水を入れ替え、新しいお花を入れて手を合わせました。
まだしばらくはそっちに呼ばないでくださいね。
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