写真を趣味にすると、撮った写真たちをどうするか、という問題が出てきます。


昔は写真を撮る事自体が「記念」の意味を持っていたので撮れば必ず写真屋さんに持って行って現像プリントしてもらいました。必要なら「焼き増し」も頼みました。


ところがデジタル化した現代では、フィルム時代とは違って好きなだけシャッターを押して撮れた写真データはひたすらコンピュータのハードディスクにたまります。

ハードディスクでは足りなくなって、SSDを買い足すことにもなります。


とはいえ、まさか保存媒体に入れっぱなしというわけにもいきません。たまには見直したりもします。

昔は気に入った写真をDVDに焼いて居間の大型テレビで見たりもしていたのですが、気がつけばこの行為はかなり恥ずかしいわけです。

自分で撮った写真を大画面にしてニヤニヤ眺めるのは一歩間違えばアブナイ人にもなりかねません。


そんなわけで、数年前から年に数冊のフォトブック作りをするようにしました。

最初はキャノンとかに頼んでいたのですがいかんせん一冊あたりの単価が高い。

困っていたら「しまうまプリント」という会社を見つけ、試しにお願いしてみたら悪くないし単価も安い。

というわけで最近はこの「しまうまプリント」一択でお願いしてます。


このしまうまさんはなんと鹿児島県に本社工場があります。

もちろん電子データで写真を送るので、注文は大変楽です。

例えば一冊300円でフォトブックを作りたいと思えば、フォトブック作成のページで版を選んで、あとは載せたい写真を集めたフォルダからその版に貼り付けて行けば簡単に出来上がります。

もちろんレイアウト変更やトリミングもその場でできます。

できないのは写真の色変です。これは最初からこの色にしようと決めておかねばなりません。

あとはフォトブックの名前とか表紙の色とか決めれば良くて、最後に注文の冊数と普通の便にするか早く着くやつにするかを決めれば終わりです。


問題はこの最後にあります。


なにしろ鹿児島だから宮城まで距離があります。

普通の便で頼むと鹿児島から発送になって下手すると一週間くらいしないと届きません。

せっかちな私は待ちくたびれます。


そこで少し高いけど「ゆうパック」で送ってもらうことにしてます。高いと言っても600円台でなかったかしらね。

これだとデータを送ってから最短5日くらいで届きます。

安い便だとデータ送ってから10日くらいかかることもあるのです。


そんなわけで、しまうまからの「発送連絡」には必ず途中の状況が見れる郵便局からの情報がくみこまれています。

例えばこんな感じです。



ほらね、鹿児島の郵便局を23日の15時に出て、福岡に行って、2日近くかけて宮城県に届いて、25日の今、名取郵便局から持ち出し中と言うことはこれからすぐ、郵便屋さんがフォトブックを届けてくれるわけです。

これが待ち遠しいんですよね〜。
名取郵便局に「到着」するのは大体朝の6時頃。それを区分けして「持ち出し」表示になるのは8時過ぎ。
届くのは午前中です。
こう言っているうちに赤いバンが来てピンポンがなり、郵便屋さんが手渡ししてくれました。1030でした。

こんな感じです。




こんなふうにして、もの好きカメラ老人の日曜は始まるのでした。