帝産湖南交通は、4月1日に減便を含めたダイヤ改正を実施するようです。

 

teisan_pressrelease20240318.pdf (shiga-teisan.co.jp) より引用

 

 

4月1日から、草津駅を発車するバスの時刻は以下のようになります。

teisanjikoku_kusatsu_20240401.pdf (shiga-teisan.co.jp) より引用

 

 

栗東市内を通る系統を緑色の線で囲みました。

平日ダイヤでは現状の運行本数が概ね維持されますが、休日ダイヤでは運行本数が大きく削減されます

岡・小柿循環と栗東市役所循環は、平日は概ね1時間に1本運行されますが、休日はほとんどの時間帯で2時間に1本となります。

草津駅から金勝方面(113系統・213系統・193系統のいずれか)は、休日の昼間時間帯が概ね1.5時間に1本の運行になります。

 

 

参考までに、草津駅を発車する草津線の時刻表を以下に載せます。

この時刻表に書かれている全列車が手原駅に停車します。

(この時刻表はYahoo!路線情報より引用)

 

手原駅を通る列車は、早朝・深夜と平日の正午頃を除いて大体1時間に2本以上運行されています。

先ほど載せたバスの新しい時刻表と比較しますと、栗東市役所循環や金勝方面に行くバスより運行本数が明らかに多いです(特に休日の場合)。

今後は、栗東市役所周辺の住民が草津駅までバスに乗らなくなるかもしれません。栗東市役所から15分ぐらい歩けば手原駅に着くので、草津駅まで行くバスを長い時間待つぐらいなら(大雨や猛暑のときを除いて)手原駅から列車に乗る人が多いでしょう。

 

また、過去にブログで書いた通り、4月1日から運賃も値上げされます。詳しくはこちら

帝産湖南交通の路線バスが4月1日から運賃引き上げ | 滋賀県栗東市の情報 (ameblo.jp)

 

バスの減便と運賃値上げによって、乗客離れがさらに進むと思われます。乗客が減るから減便や値上げを行う、減便や値上げをするから乗客が減る、という悪循環を変えることはできるでしょうか?このままでは、将来は路線バス事業から撤退するか平日の朝夕だけの運行になるのでは、という気がします。