滋賀カウンセリング・スタイル 石川紗都です。

  

   

夫から「お前は俺の事を何もわかってない」そんな台詞を言われた経験はありませんか?

  

  

妻が言ったことに対して、そのような台詞をいう夫、時々いますよね。

そして妻は、ずっと夫と一緒にいるのに夫の事をわかってないわけがない、全てお見通しなのに・・・と。

  

  

夫と知り合ってから長い年月が過ぎ、その間に夫とは計り知れないほどの言葉を交わしてきたことでしょう。

  

二人が知り合った頃はお互いの事をもっと知りたい、もっと話を聞きたいと彼に興味深々だったのではありませんか。

彼はあなたの質問に対して、まるでノートのページを次から次へとめくるようにこれまでの自分の経験したエピソードを話してくれたのではないでしょうか。

  

  

そして結婚してからは日々の出来事、子供の事、将来の事などの現実的な事が話題の中心となり、夫や妻自身の事が話題になるという機会はとても少なくなったのではないかと思います。

  

  

これまでに夫が自分自身について話してくれた事が夫の全てではないにしても、

妻である私に、夫がだれにも話していないような秘密の話もしてくれたのだろうと感じていたのかもしれません。

  

  

ところが、夫が不倫をしていることを知り「まさか夫が…?」と驚きのあまり愕然としたのではないでしょうか。

  

  

「夫は不倫なんて絶対にできない人だ」と断言できるほど夫の事をわかっているつもりでいたにも関わらず、不倫をしていた夫。

妻の知らない顔を持っていた夫。

まさにそれは「お前は俺の事を何もわかってない」ということの証でもあるのです。

  

  

  

どんな人にも誰にも話したくないことや、忘れてしまえたら・・・と思うことがあるものです。

もちろん妻にもあるように、夫にも多かれ少なかれそれはあるのだと思います。

そして、そのことを自分や他人から隠すようにそっと心の奥にしまい込んでいるのです。

 

それは、幼い頃に負った心の傷や、大切な人や物を失った喪失感なのかもしれません。

夫はそういったものに行動や心の自由を奪われて生きてきたのかもしれないのです。

  

  

そのような心の傷や喪失感がなければもっと自由に別の生き方や考え方ができるのにと。

  

今の夫の生き方は本当の自分の姿ではないのだと感じているからこその言葉が、

「お前は俺の事を何もわかっていない」になるのではないでしょうか。

  

  

それなのに夫は、妻に自分の事をわかってもらおうとするのではなく、反対に自分自身の話題を避けて目の前に見えている事柄についてばかり話そうとします。

妻もついその流れに乗ってしまい、結局二人の話題はそういったものばかりを選ぶことになるのでしょう。

  

おまけに夫婦ということの安心感も加わり、お互いをもっと知るということもいつの間にか忘れてしまうのかもしれません。

  

  

そして夫の事がよくわからないまま、何十年も過ぎていくことになるのです。

それは夫婦の大きな落とし穴へと続く入口になる可能性もあるのではないかと思います。

 

 

 

 

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