知らぬ間に食べているより転載

 2020年6月1日

 

日本独特の曖昧な日本の食べ物の表示

https://life-ddefense.com/ngeat/archives/378

 

ーーー転載開始ーーー

 

表示を見る際、騙されてはいけないのは、「カロリーオフ」「糖分控えめ」「減塩」「砂糖不使用」などの表示です。

 

このような表示がされている商品は、俗に「控えめ食品」と呼ばれますが、健康増進法の栄養表示基準によって、強調表示できる量は細かく定められているのです。

 

強調表示の対象は、「熱量(カロリー)」「脂質」「飽和脂肪酸」「コレステロール」「糖類」「ナトリウム」で、食品と飲料では量が違います。

 

「ほとんど含まれていない」場合には、「ゼロ」「レス」「無」「ノン」という強調表示ができます。

 

ただし、「まったくのゼロ」ではありません。

 

清涼飲料の場合、100ml当たり5kcal未満になれば「ノンカロリー」の表示ができます。

「オフ」「ライト」「低」「控えめ」などの場合は、カロリーで言うと、食品で100gあたり40kcal以下、飲料で20kcal以下となっています。

 

気をつけなければならないのは、いずれも100ml(飲料)、100g(食品) 単位で表示してあることです。

 

清涼飲料のペットボトルは通常500mlだから、全部飲めばかなりの量になります。

必ず1本分に換算しないといけません。

よくある「甘さ控えめ」「あっさり塩味」「すっきり味」といった、味に関するものには、強調表示の基準はありません。

味は感覚的なものと考えられているからです。

 

牛乳の名称にも利用されている「おいしい」も同様である。

「果汁100% 」「濃縮還元」と表示されているジュースの意味もわかりにくい。

「果汁100% 」は、搾汁時そのままの状態で、水で薄めていないもの。

 

「濃縮還元」は、搾汁したものを、いったん濃縮したペースト状にして冷凍保存。

ジュースにするとき、このペーストに水を加えて搾汁時の状態に戻したものをいいます。

 

濃縮還元のジュースには輸入品が多く、ジュースをそのまま輸入すると体積が大きくなりコストがかかるため、濃縮して輸送コストを下げているのです。

 

そして、日本で水を加えて元の濃度に還元して販売。

どんな水で還元するのかはメーカーによって違うので、メーカーに問い合わせてみるといい。

教えてくれないようなメーカーの商品は買わないことも大事です。

 

 

ーーー転載終了ーーー

 

 

 

 

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