食品のカラクリと暮らしの裏側より転載

2014年04月03日

 

惣菜トンカツは一般的に4:6の割合で肉より衣のほうが多い

https://blog.goo.ne.jp/galaxy-karakuri/e/86f4d5c8bf0416490492667929277bc2

 

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トンカツも成形肉を使っていることを知り油脂や添加物に注意を



■安いトンカツ弁当や惣菜トンカツは肉より衣を食べているようなもの


国民生活センターが、スーパーの「惣菜トンカツ」などフライの衣を調査した結果があります。

衣と中身が半々ならまだ良心的?で、一般的には4:6の割合で衣のほうが多いのが実情です。

特に海老フライは、酷い店では何と2:8で圧倒的に衣のほうが多かったそうです。

中には白身魚などの魚介類は、水でふやかして具材を大きく見せる手も使います。

衣を大きくするのは業者の儲けが増えることと、肉そのものの味が美味しくないので衣でカバーするためです。

その結果、中身に対して過剰なほどの衣の大きさは、油脂を余分に吸い込み私達の身体に摂り込んでしまいます。

また安い惣菜トンカツやトンカツ弁当の多くは成形肉なので、肉自体に余分な脂肪が注入されています。

安物フライは、知らずに質の悪い油脂を多く摂り込んでしまい身体に悪いことばかりです。

一方、トンカツ弁当のキャベツは食中毒を恐れることから、洗い過ぎで栄養が抜けており、逆に消毒剤が残留しています。

コンビニのサラダパック・ファミレスの野菜と同じように、業務用の野菜からは栄養もミネラルも摂れません。

肉の不味さを補うためにもう1つ、ソースの糖分の多さも異常です。

トンカツソースの強い甘みは野菜ではなく、1/3~1/2が糖分なのです。

■高くついても町のトンカツ屋さんか食肉を買って自宅で揚げよう


本物の肉を使用すれば、堂々とロースカツと銘打つことができます。

しかし成形肉を使うとロースカツと表示するのは違法なので、必ず「トンカツ弁当」(補足参照)として売っています。

従って弁当チェーン店・スーパーなどで、ただトンカツ弁当・トンカツなどの表示なら成形肉と思ったほうがよさそうです。

多くの消費者は、軟らかい肉が良質な肉なのか、成形肉を使った軟らかさなのか、食べても違いは分かりません。

とは言え成形肉の存在を知らないと、まがいものの肉を食べさせられたり、アレルギーや健康被害を受けてしまいます。

若い方はボリュームがあるトンカツ弁当に魅力を感じますが、成形肉のトンカツでは肉本来の栄養も少なく、多い添加物によって逆に健康に悪いと言えます。

弁当店などのトンカツは極力避けて、身体のためにできるだけ食肉を買って家で揚げることです。

あるいはやや高めでも、たまに街のトンカツ屋さんの新鮮なキャベツ・野菜たっぷりの豚汁付きのロース(またはヒレ)のトンカツ定食を食べましょう。

ただ個人店にも、大手食品添加物メーカーの販売の波は押し寄せているようです。

個人店でも成形肉や安易な作り方をしている店もあり、安過ぎる店は警戒・辞退するべきではないでしょうか。

補足/弁当チェーン店などは、意図的に曖昧な表示をして本物肉・成形肉の見極めが難しい状態です。

しかし価格体系から鑑み、成形肉と思われます。

 

 

 

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