In Deepより転載
2020年10月22日
偶然?それとも… : PCR検査のメソッドは、人間の鼻の奥で発見された「新しい臓器」を直撃している
https://indeep.jp/pcr-testing-hitting-new-organs-found-in-human-throat/
ーーー転載開始ーーー
オランダの研究で新しく発見された人間の臓器
以下の記事を書いていて「たかがマスクで未来の社会がこんな大変なことになる可能性があるのか…」と、書いている自分自身がやや落ち込んでしまいまして、昨日は、ニュース等を見る気になれずに、日中はずっと植物をいじっていました。
乳幼児の「人の顔認識の成長過程」がマスクにより崩壊することにより「人間なんてみんな同じ」というオール失顔症社会がもたらされる日はわりとすぐ
投稿日:2020年10月20日
夏の間は、暑さもあり、あまり土いじりをしていなかったのですが、もしかすると、かなり厳しい気温になるかもしれない冬に向けて、いろいろと植物たちの冬に向けての準備も必要で、植物と土とふれていて、あっという間に1日経ってしまいました。
でも、土はいいですね。
土いじりをし終えた時に、まあ錯覚込みとしても「自分が少し健康になっている」ことを実感できるのがいいです。土の中のいろいろな微生物たちもどんどん体の中に入ってきているでしょうし、気分が変わります。
数時間続けていて、終わった時には、「もうディストピアでも何でもきやがれ」という気分になり、お酒を飲んで外で横になっていたら、風邪を引いてしまいました(だめじゃん)。
ま、風邪はウソですけれど、植物いじりで気持ちのほうはやや元気になりました。
さて、ディストピア全然 OK というように元気になった私が、今日ニュースを見ていましたら、衝撃的な報道を目にしました。
正しくは、報道が衝撃的というより、その後に「気付いたこと」が衝撃的だったのです。
以下はその報道で、日本語版 CNN からの抜粋です。海外では多くの報道メディアが伝えています。
人の喉に未知の臓器を発見、オランダ研究チーム発表
CNN 2020/10/22
オランダの研究チームが、これまでの医学では知られていなかった臓器が人ののどの奥に見つかったとして、このほど医学誌に研究結果を発表した。
発表を行ったのはオランダがん研究所などの研究チーム。
鼻腔と咽頭がつながる部分の頭蓋骨の中に、未知の腺が隠れているのを発見した。
この臓器はがんの転移診断のためのスキャン検査で見つかった。
研究チームはさらに、前立腺がんで治療中の患者100人の頭部と頸部のスキャン画像を調べ、男性1人と女性1人の遺体解剖を行った結果、全員がこの臓器を対でもっていることが分かった。
超音波やCTスキャン、磁気共鳴断層撮影(MRI)といった一般的な検査ではこの臓器は見つけられず、前立腺がんの転移を調べるPSMA PET/CTという先端のスキャン検査で初めて見つかった。
論文を発表した研究者は「2020年にこんなものが見つけられるとは思わなかった」と振り返る。
これが新しい臓器なのか、それとも唾液腺の一部とみなすべきなのかについては論議もあったが、詳しく調べた結果、解剖学的にも機能的にも新しい器官であることが裏付けられたとしている。
病理学に詳しい米ラトガース大学の専門家は「人体にはまだ学ぶべきことがたくさんある。テクノロジーはそうした発見を可能にする。これは体内のエキサイティングな発見の始まりかもしれない」と指摘している。
ーーーーーーーーーー
ここまでです。
つまり、「鼻の奥のほうに新しい臓器と認められる部位が見つかった」という発見があったということになります。
この臓器の新しい名前は、論文には、「尿細管唾液腺」 (tubarial salivary glands)と書かれてあります。
最初は「へえ」とか言って読んでいたのですが、もう少し場所などについて詳しく知りたかったですので、海外のいくつかの報道を見ているうちに、
「あ、これは」
と、ちょっとショックを受けたのでした。
たとえば、科学メディアのライブサイエンスでは、その PSMA PET/CT 画像からの再現となるイラストを掲載していましたが、それは以下のようになります。
新しく見つかった「臓器」の場所を示したイラスト
・ livescience.com
「これは PCR 検査でグリグリされる部位のあたりじゃないの?」
と思いまして、論文で実際の CT 画像を見てみました。
以下の画像の、矢印で示された部分が新しく発見された臓器「尿細管唾液腺」 です。
論文の実際のPSMA PET/CT 画像より
・The tubarial salivary glands: A potential new organ at risk for radiotherapy
そして、以下は、新型コロナウイルスに対しての PCR (ポリメラーゼ連鎖反応)検査の方法を示した図です。
これは、米バージニアを拠点とする医学的なさまざまをビジュアル化する企業メドビジュアル社( MediVisuals )が提供したもので、医学的な説明として正しいものだと思われます。
新型コロナウイルスでのPCR検査の正しい方法
・Medvisual 、 NY Daily News
この PCR 検査で検体を採取する場所はまさに「新しく発見された臓器」の場所そのままのように見えるのです。
この偶然の一致は何なんだろうとは思いますが、今回のコロナの進展の状況を考えますと、「偶然ではないかもしれないなあ」とかいう気持ちが少し湧きます。
推測しても仕方なく、話はここまでなのですけれど、少しだけこれらの部位と関係する話を少しだけ書かせていただきます。
このあたりの上咽頭は重要な場所
PCR 検査で検体を採取するためにグリグリとされる部位は、大まかにいえば「上咽頭」という部位の中に入る位置だと思われます。
上咽頭
・あさひ町榊原耳鼻咽喉科医院
<画像容量オーバーのため以下略>
↓クリック
https://indeep.jp/pcr-testing-hitting-new-organs-found-in-human-throat/
ーーー転載終了ーーー