食品のカラクリと暮らしの裏側より転載

ふりかけは子供に人気があっても塩分と食品添加物の塊なのでやめよう

https://blog.goo.ne.jp/galaxy-karakuri/e/56dc4e5306c88b0d523c50ff48502c44?fm=entry_awc

 

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子供の日常的なふりかけ行為は濃い味好きや味覚音痴に繋がる

 

■お茶漬け・お吸い物の素も同じように食品添加物が主体

「ふりかけ」は、子供さんの大好物ですね。
大人も、食欲のない時はパラパラと掛けてしまいます。
しかし、これほど、塩分と“食品添加物の塊”あるいは素材の悪いものはないでしょう。
パックに書かれた表示の文字の多さに、うんざりします。

一度、ご覧になって下さい。
着色料・甘味料・調味料・酸味料・酸化防止剤・増粘剤、その他物凄い数の食品添加物が書かれています。

中でも甘味料の甘草(かんぞう)やステビアは、危険ランク5段階のうち3段階目に相当します。
甘草は突然変異の不安、ステビアは不妊・妊娠障害の恐れがあります。
これだけ色々な食品添加物が混ざっていると、添加物同士が影響を及ぼす複合毒性も心配になってきます。

また、たんぱく加水分解物や遺伝子組み換えの原材料も多く入っています。
たんぱく加水分解物は食品添加物ではありませんが、植物や動物のたんぱく質を塩酸で分解して作られる調味料です。
塩素によって分解すると、塩素化合物が発生し発ガン性が認められます。

これを見ただけでも、子供を始め大人の身体にも悪い食品なのです。
これらは「ふりかけ」だけが原因ではなく、他の食品にも言えることです。
なお、お茶漬け・お吸い物の素も、同じように食品添加物が主体です。
歴代の人気あるお相撲さんがCMをやっていますが、これらの食品を摂り続けたから、強くなったのではありません(笑)。

■ふりかけはせっかく作った家庭料理の味を消してしまいます

最近のふりかけの塩分量は少なくなりましたが、まだまだ懸念されます。
日常的なふりかけの問題は、特に子供の「濃い味好き」に繋がります。
また、せっかくの料理の味も消してしまいます。
加工食品が多い家庭は濃厚・塩分過多であり、ただでさえ子供は濃い味・脂肪分が多いお菓子を食べる傾向にあります。
さらにご飯にふりかけを掛けて食べれば、将来“味覚音痴”への道を辿るでしょう。

話は変わり、2015年8月に大阪で母親が中3の娘に包丁で切り付け軽症を負わせる、前代未聞の「ふりかけ傷害事件」が発生しました。
詳細は分かりませんが、母親が「ふりかけをやめなさい」と言ったにも関わらず、娘が背いたことです。
普段からこの親子は揉めており、たまたま事件の“きっかけ”が、「ふりかけ」だった訳です。

何といっても、包丁を向けた母親が悪いことは言うまでもありません。
でも考え方によっては子供のためを思ったのか、あるいはせっかく料理を作っても、ご飯に「ふりかけ」ばかりを掛けていたら親は気を悪くするでしょう。
親子とも、カルシウムなどミネラルを摂ったほうがよいと思います(やや皮肉)。

「ふりかけ」に頼るより、しっかりとした食事をベースにすべきです。
夏など食欲がない時は、ゴマと鰹節、海苔を細かく千切ってほんの少々醤油を垂らす、さらに梅干しを解した「マイふりかけ」はどうでしょうか。
これなら、身体に必要なミネラルも摂れます。
おにぎりにしても、食べられます。

 

ーーー転載終了ーーー

 

 

 

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