「永遠」

 

 永遠、それは無限に遠いなにか手の届かないもののように思われますが、

実際はきわめて身近かに寄り添っているものでありましょう。

 

それは、穴をあければどっと流れ込んでくる水のように、

すぐ傍に迫っているものでありましょう。

 

だから、永遠に対する道は、求めて外に進んでゆくよりは、

迫られて内に退いてゆくことにあるように思われます。

 

つまり、

自分自身をこれでよいのかと問うこと、

 

自分に穴を堀りあけるまで烈しく内に問うこと、

 

そこに湧いてくる泉のようなもの、

 

それが永遠でありましょう。

 

ekyoukaiは良い教会(ekyoukai.org)から転載