以前、「谷田茂」で検索したとき
「谷田茂 手延べ製造直売所」を見つけた
その瞬間、思わずひとり驚きつつ笑っていまった
で、昨年暮れ、お世話になっている出雲で民宿を経営されていたおばあさん(83歳、僕の唯一のガールフレンド(笑)
に届けるのに何がいいかと思った時
そうだ、谷田茂から谷田茂さんが作ったうどんを届けようと考えた
HPを見ただけでは、味や品質は全くわからない
でも、同姓同名の縁、きっとおいしいだろう・・
電話した
「はい、谷田です」
「あのう、谷田茂と申します」
「は?」
「いや、大阪の谷田茂、あなたと同姓同名のものです うどんを注文したいのですが・・」
「はい、どうぞ」
てなわけで、届いた(出雲にも届けられた)うどん(乾麺、半生めん)
ひやむぎ、そうめん
など、湯がいて食べてびっくり!
うどんのこし、もちもち感、風味・・絶品!!
そうめんを分けた近くの喫茶店の奥さまも絶賛!
(ネットで安売りしている半生うどんなどは、でんぷんでかさ増し、PH調整剤で賞味期限延長ってのが多い)
かたや、谷田茂手延べ麺は無添加
ところで、先日別件で電話した時の話
僕:ねえ、谷田さん、そちらの商品って、HPに辿りつくのが難しい以上、地元の飲食店などに卸されているんですよね
彼:え~、それもありますが、結構全国から注文あるんです
僕:凄い、理想的ですよね
彼:何度か、ネット通販の方から扱いたいって言われたんだけど
そんなに量、作れないからね
家でやってるし
僕の見える範囲でやらなきゃって思ってます
僕:販売が上がる・・量産体制を敷く・・品質は下がる・・そのうち何かが起こって・・潰れる・・
彼:そのとおりです
僕:谷田さん、お忙しいところ、色々お教えいただき、ありがとうござ いました
知り合いにも勧めます
ありがとうございました
そういえば、カウンターだけ
一人でやっている寿司屋の店主が、両手を広げ
「この範囲のお客様しか対応できない」
と話されているのをテレビで見たことがある
同じことだ
「良心的」とかよく言う
「品質」とか言うけれど
「小さく考える」って、とても大切なことだと思う
そして
その「思い」は「商品」に乗って
ひとから人へとつながっていく
その世界には
「悪貨が良貨を駆逐する」ことはない
僕がお世話になっている、すこし年輩の方ふたりに話したら
送料みんなで分けて、一緒に買いましょうっていうことになり
先ほど注文の電話をした
もちろん、もう一人の谷田茂さんも喜んでくれた
下が谷田茂手延べのURLだけど
いつかこのブログがメジャーになり(??)
注文が殺到し、もう一人の谷田茂さんが困るようになれば
僕は速やかにこの記事を消す
当然ですね
谷田茂手延べ製造直売所