どもども!

しふです!爆  笑

 

本日は雷の過去データ検索方法のメモ。

 

電気機器って突然原因不明の故障が起きますよね。原因不明の場合、「経年劣化」と業者は言いがちです。わからないけど壊れてるから、又は壊れてないけど過去壊れてきたデータから推奨交換時期を定めているから、などですね。

ですが、最近は電子部品の性能も上がり寿命も長くなっています。屋外の直射日光や雨風、高温低温にさらされて、と言った過酷な環境にないものの場合、経年劣化を理由に壊れるのはまあ20年は超えないと考えにくいです。動作しない基盤なんかは振動などによって物理的に壊れることもありません。

 

ならなぜ突然壊れるのか。

 

考えられる原因の一つは落雷による短絡です。雷が電気機器に与える影響は大きく、近隣に落雷が起きることで電気機器の許容範囲を超える電流が流れ込み、壊れる。見た目には分からないです。落雷による短絡は電気的・機械的事故補償特約を付していたら火災保険の対象です。しかし賃貸物件の場合、自分がそこにいないので、いつの落雷で壊れたかを特定するのは難しいこともありますよね。関連するのはエアコン、エレベータ、ポンプ、電動シャッター、自動ドア、太陽光発電・蓄電設備などが思い当たります。火災保険の申請には発生日時を書く必要があり、壊れる前のいつの雷だったかを申請に書かないといけません。そこで、過去に物件の地域であった落雷の調べ方をメモしました。

 

気象庁のデータを見ます。

過去の気象データ

 

ここから地域を選び、落雷を記録している地点を選択します。兵庫県なら神戸、大阪府なら大阪の地点が落雷を記録しています。

落雷の探し方は栃木県のこちらをご参考にしました。

雷のあった日の検索

年・月を選び「日ごとの値を表示」させると一覧表が出ます。表の右端、「天気概況」欄に「雷」のある日を探して、記載があればその日付けをクリックします。

今度はその日の一時間ごとの表が出るので、下部にある一覧の記事欄から雷の記述を探します。記号の読み方はこちら⇒天気欄の記号の説明、雷に関するもののみ抜粋すると以下、雷電が怪しいですね。



雷電のある時間帯と、開いている地点から物件の方角が合致するものを探します。

物件の位置が開いている地点から見て西、南西、東、南東にあるなら以下の記述のどれかが該当すると推測できます。この日は激しかったようで西でも東でも雷電が観測されていますね。




これで事故発生日、時間の直前の落雷を特定できます。選んだ日時のデータをpdfにて保管し、申請書に添付すると保険屋さんの手間が省けますね。火災保険が降りるかは内容次第と思いますが、突発的に壊れて、直前に雷が発生していたと疑われる場合はこれで調べると分かります。

 

しふ