どもども!

しふです!爆笑


たまたまこんなチラシを目にしまして。



誰でも知ってる著名建築家、安藤忠雄さんの初期の頃の建築が売りに出されたようです。

場所は帝塚山。私はあまり知りませんが、ええとこらしいです。阿倍野区北畠3の相続税路線価は20〜28万/m2くらいのエリア。


築47年RC145m2土地280m2が、2.5億円。

28万でも土地値は7800万。


キョロキョロこれってどんなもんなんやろ


と思ってathomeで検索してみました。すると同じ町内の物件がありました。






こちらは、築1年木造平屋128m2土地400m2

1.88億円


同じく相続税路線価を28万とすると土地値は11200万円。


築47年を土地値の3倍となる2.5億円で買う人がいるのか。この値段で売り出しましょうと言えるのはスゴい。


創作性の高い建物には著作権が認められるとされています。そのレベルになると芸術ですね。


住めるアート。


ターゲットが住宅を求める者ではなくなりアートのコレクターになります。アートの値段にはわかりやすい相場はないのではないでしょうか。


これは売りにくいでしょうね。でも、そのうち売れそうな気もします。


ここまではいかないと思いますが、私は過去カッコいい建築をする建築家に賃貸物件のリノベーションの相談をしたことがあります。その時に、「私が手がけた物件が、建築時より高く売れたというのを何度か聞きました。そういう視点もあると考えてもらえれば。」と言われたんです。その時はそんなこと言われてもなあ…キョロキョロくらいに聞いてました。


ですが、今回のものはまさにそうではないかと。流行に乗らずお金をかけた建築は将来価値があるものになる可能性があるんだ、と感じられる比較でした。


しふ