どもども!

しふです!爆笑


無印良品の家を見に行きました!


無印良品の家 豊中モデル棟



ホームページより拝借


間取りをウンウン考えて見に行きたくなったんです。

Facebookのタイムラインに出てきたので予約して行ってきました。


間取り画像もホームページから拝借


1階1階床面積 43.06m²(13.02坪)

2階2階床面積 36.85m²(11.14坪)


この家、79.91m2しかないんです。狭いですよね。検討している新築は同じくらいです。5.92×9.1というのも近い。 

空間の広さをどう感じるのかを参考にしたくて見に行きました。


感想は、都会なら、アリ!


ですね。

開放感のある間取りでした。廊下がないんです。2階の階段上がって左側、廊下っぽい箇所も鉄の柵で吹き抜けに面しているので廊下ではない空間な感じです。細かい話ですが、吹き抜けの柵を吹き抜け部の梁側面に壁付けで取り付けてあり、通路幅を広くしています。



そして、壁に当たる箇所を収納で区切るとか、壁+扉にするところを収められる3枚引戸で構成して開放可能にし、空間に連続性を持たせてあります。


天井高は2300mmだそうです。吹き抜けがどこからでも近いためか、一階、二階ともにさほど低く感じません。人間は床面積よりも空間の容積で広さを感じるといいます。極小ロフトワンルームが流行ったのもそれですね。

人間の感覚を上手く使っているのでしょうか。

建具は基本天井からの天吊り(3枚引戸はレール)引戸で開放でき、狭さ、天井高を感じさせない工夫がされています。もちろん寒さ暑さはあるでしょうが、季節の良い時期に行ってしまったのでそちらは体感できませんでした。


セールスさんの話の中で面白かったのは。

・万人受けする家ではないが刺さる人には刺さる

・天井高はコストダウンの観点もある 汎用品で手配できる窓の最大高さから決めている

・2階建てでも必ず構造計算をして構造壁の量を確認している

・このタイプは初めてから20年経つが、デザインは変えていない


日照の取り入れ方など合理的に考えてロジカルに構成された無駄のない建物でした。ちなみに見学に行くことを決めてから調べていて知ったのですが、このシリーズにはオリジナルがあります。

箱の家


こだわりの建築家さんがデザインされていて、監修してもらったようです。推測ですが、一戸建てたらいくら、と言った監修料も頂いているのかなと。20年使われるデザインを創作する、凄いことですよね。


確かに好き嫌いの分かれるタイプの家でしょう。最寄駅からこのモデルハウスまでの間は装飾に凝ったお家ばかりだったのでよりそう思いました。

後から壁を作れるように下地を入れていたりしていますが、そもそも賃貸で住む人はリフォームできない。オープンすぎるとも思える空間がウケるのは子どもが小学校低学年までかなと思います。ですが、この家で子供が産まれて幼少期を過ごせば家族の距離が近くなり、家のどこにいても声をかければ届くのは楽しそうな気がします。

私が考えるファミリータイプの新築戸建賃貸に入居する層はまさにその世代。上手くできて長く入ってくれたら、嬉しいだろうな。


しかし尖らせると間口が狭まる。どこまでTTPするのかは難しいところです。


しふ