秘密保護法学習会・報告まとめました!
前回お知らせを掲載した、とめよう原発あさおの「特定秘密保護法学習会」
講師をお願いしていた元NHK解説員の小出五郎さんが、学習会の前日にご自宅で倒れてしまわれて、お亡くなりになりました。
私たちのような小さな団体に「近くだからいいよ」と気軽に講師に来て下さって、学習会まで引き受けてくださった・・・穏やかなまなざしが思い出され、残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
急きょ、ピンチヒッターで横浜弁護士会憲法問題協議会委員の三嶋健弁護士にお越しいただきました。
私は、きちんと法律についてお話を聴くのは初めてのことです。
難しい言い回しの条文((+_+))
見るだけでクラッとしそうなところを、くじけずにお話を聴いてきました。
この法案は、政党を超えて望んできた法案であるけれども
家に例えると
建付けが悪い。だから直すことができない。今のは廃止にして新しく作り直す必要がある。
ということだそうです。
例を挙げると・・・
・秘密が特定になっていない・・・秘密にする事項に「その他の重要な情報」という言葉がたくさん出て来る。大臣が重要だと言えば何でも秘密にすることができる。
・アメリカでは20年~30年経ったら秘密は公開されなければならないと決められていて、それがあまりにもひどいことはできないな、という抑止力になっている。ところが、日本の法案では、やむを得ないと内閣が判断すれば永久秘密にすることが可能である。どんな失敗も隠すことができる。
・特定秘密を取り扱う人たちの適正評価では、プライバシーまで調査して、選別して、都合の良い人だけを置くことが可能である。
・国会や裁判所に特定秘密を提供する場合の条件はとても厳しいのに対して、外国政府や国際機関へ提供するときは非常に緩やかである。この法律は、アメリカの要求に答えて作られたとしか思えない。
・内閣は、国会にさえも情報を提供しなくてもよいという条文が入っている。
民主主義の主権者は国民。国会が国民の代表。国家の運命を決める重要事項を国民(国会)に知らせず内閣が決めてしまうことができる。これは日本の軍事体制。
・・・と、「え~?!そんな((+_+))」と思えることいっぱいでした。
さらにまた、
秘密保護法の陰に隠れて同じ日に、「NSC(国家安全保障会議)設置法」というのも決まってしまったそうで、これがまた問題。
これは日本が戦争をするかどうか決めるところだそうです。50人体制でその内10人は制服自衛官・・・なんて書いてあり、なんだか恐い感じがしてきます。
最後に三嶋氏は、望みがないわけではないとおっしゃいました。
今の日本は、さすがにやばいよ・・・と思ったから細川さんのような人が重い腰を上げて出てきた。
国会の与党が数に物を言わせている状況は、小さな地方の選挙で勝ち続け、圧力をかけていくことで、変えることができるかもしれない。
名護市の市長選では辺野古移設反対の市長が、南相馬の市長選でも脱原発の市長が再選を果たしました。
市民活動は世の中を変えることができる。
「何もせず、何も言わず、不正に立ち向かわず、抑圧に抗議せず、それで自分たちの良い社会、良い暮らしを求めることは不可能です」
byネルソン・マンデラ
いただいたチラシに書いてあった言葉です。
今までは楽しいことだけやってきて、生きがいが!とか夢をかなえる!とかそんなことしか考えてこなかったけど、それじゃダメな時代なんだと思います。
(続く・・・)
