食ドキュメンタリー映画を連続5本観て思うこと。
春の嵐の後の澄んだ
青空がまぶしいですね![]()
さて、先週
WOWWOWで食のドキュメンタリー映画が5夜連続で放送されました。
あまりにも重たい内容なので精神的にきつく、細切れに10日間かけてやっと観終わりました。
今まで
本で読んだり、
種子の映画を観たり、知ってはいたけど、想像をはるかに超えていました![]()
食の世界も原発と同じでした![]()
「気が付いたらこんなになってた~!」みたいな・・・![]()
「フードインク」
http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/
「ありあまるごちそう」
http://www.cinemacafe.net/official/gochisou/
多国籍企業が、たばこ産業が衰退した村に養鶏を勧める。農家は大助かり。いいなりに契約を結び借金をして鶏舎を建て、新しい機会を次々に買わされる。借金が生活を苦しくしても一度初期投資した農家は従うしかない。
そのシステムから誰も抜け出ることが出来なくなって、企業がやってることは全てベールに隠されている。
野菜も肉も、もはや農産物ではなく、工場で作られる工業製品。
牛は一度も牧草を食べたことがなくて、早く太るように高カロリーの飼料をひたすら食べさせられて、コンクリートの飼育場でギューギュー詰めにして糞尿にまみれ。
鶏は、羽化した時から一度も太陽を見ることなく薄暗い鶏舎育てられ、胸肉が大きくなるように改良されているので自分の体重を支えることもできず立つことも難しい。
生肉工場では、移民や外国人労働者が、部品のひとつのように単純な過酷な作業を黙々と続けさせられる。
安い輸入トマのために、トマト栽培を続けることが出来ず外国に出稼ぎに行く農民
「ブルーゴールド」
http://www.uplink.co.jp/bluegold/
1国の水道事業が民営化され大企業が権利を握って、飲む水が汚染され子どもは水よりも安いコカコーラを飲んでいる。
水源地を大企業が買い、水をボトルに詰めて輸出して、砂漠化する。
農作物が輸出され、水が移動してしまうので砂漠化する。
先進国の人が食べる鶏の餌になる大豆の栽培のため、熱帯雨林がどんどんなくなっている。
「キングコーン」
http://www.espace-sarou.co.jp/kingcorn/top.html
今やほとんどの食品がコーンで出来ています。アメリカ青年の髪の毛の遺伝子を調べると、70%コーン由来のもので出来ていました。(日本の劇団ひとりは40%だったそうです。)
それはアメリカがコーンに助成金をたくさん出してコーン栽培を拡大したため、コーンが余って価格が下がり、過剰なコーンの消費のために、家畜の餌になり(ということは肉はコーンでできてるということ)、揚げ物用のコーン油になり炭酸飲料などの甘味料になり、添加物の原料になっているから。
最も食品を安く買える時代。現代人の食費は、昔の人の半分。その分が他のことに使える、素晴らしいことではないか。by農業政策の偉いおじさん
そして、コーン栽培に使われる窒素肥料は石油から出来ている。牛の飼育場の向こうにそびえるコーンの巨大な山にはぞっとしました。
「eatrip」
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/21578/
人間にとって食とは、なんでしょう・・・。
食べたいということは生きたいということ。人とのつながり。自然のエネルギーを体にとりこむこと。
私たちが出来ること
システムを変えるチャンスが1日に3回あります。
労働者や動物にやさしく環境を大切にする企業から買いましょう。
旬の物を買い、地産のものを買い、ラベルを読んで成分を知りましょう。
ペットボトルの水を買うのをやめましょう。
ひどい現状の前に肩を落とすのではなく、ひと口ずつ世界を変えて行きましょう。
5つの作品は4月のwowwowでも放送されます。