世界卓球の団体戦
優勝できるかも
気分転換にも良い
世界卓球2024団体戦<2月16日~25日/韓国・釜山>
17日、女子のグループリーグ第2戦で日本
(世界ランク2位)とイラン(同35位)の試合が行われ、
第1試合で伊藤美誠(23=スターツ/世界ランク14位)が
今大会初出場を果たし、ストレートで勝利した。
日本のメンバーは、2000年生まれの「
黄金世代」そろい踏み。しかも1戦目で
出場機会がなかった伊藤が
今大会初出場で2点使いされた。
そんな伊藤にとっては再出発となるこの日は、
第1試合で左利きのシャハサバリと対戦。
試合が始まる前には笑顔を見えるなど
精神的にも落ち着いた表情で、
第1ゲームを11-5で奪取した。
第2ゲームは13-11と競ったが、
第3ゲームも11-4で奪って
ストレートで試合を決めた。
仲間の声援を受け、試合中も時折、笑顔を見せた。
五輪代表権を逃した後、取材に応じた伊藤は
世界卓球に向けて「出場した試合に責任を持って、
目いっぱい楽しみたい。
目標は世界選手権団体で金だと思うし、
私も出た試合に全勝という目標があります」
と気合を入れていた。目標に向けても好発進した。
トップで登場した張本智和は、
ポランスキー戦の3ゲーム目、
6-2のリードから逆転されて
このゲームをジュースで落としたものの、
その他のゲームはほぼ完璧なプレー。
守備力にさらに磨きがかかった張本。
相手のサービスやストップを
低くツッツキしてから回転をかけた
ブロックで受け止め、鮮やかな攻守転換で反撃。
攻めても守っても得点できることで、
攻撃にも思い切りの良さが出て、
レシーブから強烈なパワードライブの
一撃を見舞った。