【勾留・勾留延長】

 

送検された後、裁判所から勾留決定を出されてしまった場合、

10日間の身柄拘束がされます。

 

10日間の間で捜査が終わらなければ、

 

更にもう10日間の勾留延長がされます。

 

勾留は送致された日から、

最大で20日間となります。

 

 

捜査機関(検察,警察)は、

この勾留期間20日の間に捜査をして、

起訴できるような証拠や証言を探します。

 

取り調べも、この期間内に行われます。

 

捜査の結果、不起訴となれば、

通常は勾留満期日に釈放となります。

 

ただし稀に示談成立などの理由で、

勾留満期前に釈放になるケースもあります。

 

 

 

【勾留満期で再逮捕】

勾留満期の日、

担当さんに『●●番外に出て』と房の外に呼ばれ、

部屋に連れていかれ私物を返却され私服に着かえさせられたので

お?釈放か??

なんて思って喜びながら一歩留置所から踏み出した瞬間、

刑事が近寄って来て見覚えのある紙を見せてくる。

 

再逮捕!?

 

1回目の逮捕で捜査が終わらないと、

被害者の数だけ再逮捕してくるケースも少なくありません。

 

事件の関与を否認している場合には、

精神的に追い詰めるために同じ事件であっても

被害者の数だけ再逮捕をしてくる事もあります。

 

また、覚せい剤などは『所持』と『使用』で2回逮捕することが多いようです。

 

私は無罪を主張していたので、

ほぼ嫌がらせ状態で同じ事件で5回もの再逮捕を受けました。

ちなみに私の上位者とされている人は、11回も再逮捕をされていました。

 

再逮捕をされるときは、

私が知る限りでは2パターンあります。

 

①勾留満期に1回目の逮捕分は

処分保留にしたままで再逮捕されるケース。

 

①のケースでは、一度釈放手続きをしてから再逮捕になります。

つまり、逮捕時に着てきた服に着替えさせられて、

持ってきた荷物を返されて、手錠も外され一旦釈放されます。

 

喜びもつかの間、

一歩留置所の外に出た瞬間に刑事が待ち構えており

その場で逮捕状を読み上げられ再び手錠をかけられて、

 

1回目の逮捕と全く同じ流れで警察署の取調室に連行され、

また写真を取られ、指紋やDNAを採取し、

送致されて検察庁で弁解録取を受け、

勾留質問をしてまた長い20日間が始まりますガーン

 

 

②勾留満期に1回目の逮捕分を起訴すると同時に再逮捕されるケース。

 

②は①とは少しだけ流れが違います。

起訴されているので、いったん釈放されるという手続きが無くなります。

 

私服ではなく留置服にてそのまま警察署に連行され、

その後の流れは同じです。

 

 

再逮捕の度に、

 

逮捕状の読み上げ、

写真を撮影、

指紋採取、

検察庁へ送致、

勾留質問

 

がありますので、

とても面倒で精神的にもキツイです爆弾

 

 

余りにも不当な再逮捕が続くようであれば、

人権問題にも関わってきますので、

弁護士にきちんと相談して再逮捕されないように働きかけをして貰ってください。

 

ちなみに私の上位者とされる人は、

弁護士が裁判官に働きかけたおかげで再逮捕が11回でストップしました。

それでも11回は多いですけどね(;^ω^)

 

でも働きかけなかったら、

もっと再逮捕されそうでした。

弁護士によって、

結果は全く違ってきます。

 

『結果』というのは判決内容だけではなく、

弁護士の働きかけによって、

その後の私生活も変わってきます。

 

お金がある人 ⇒ 私選弁護人

お金がない人 ⇒ 国選弁護人

 

お金がある人は、

自分で好きな弁護士を選び『私選弁護人』として弁護活動をしてもらう事が可能です。

 

しかし弁護士を自分の財産でつけることが出来ない人は、

国が『国選弁護人』をつけてくれます。

 

『国選弁護人』は、ちゃんと動いてくれないという話をよく耳にしますが、

自分で選べるはずの『私選弁護人』であっても、

ちゃんと弁護活動をしてくれなかったり、説明も無しに進めていたり等することがあります。

 

結構、弁護士選びって難しいんですよね~っ( ;∀;)

 

いざという時のために、

何もなくとも信頼できる弁護士を作っておいた良いなぁ~と思いました。

 

その時が来てからじゃ、遅いので。

 

 

私の場合、

1審の時の弁護人は、

 

刑事から脅し等の違法な取り調べを受けていて精神的に参って弁護人に伝えましたが、

『しょうがないです。』とか『頑張ってください』などと言って見て見ぬふり状態

 

それだけではなく、

 

『やってもいない罪を認め、執行猶予付き判決で争う』よう言われ続け、

更には家族がどんなに弁護人に連絡をしても一切無視

 

私には『家族はあなたに対してかなり怒っていて、手を付けられる状態ではない。』

等と約半年間に渡って嘘をついていました

 

そしてそして、

控訴審の時の弁護人に聞いて判明したのですが、

 

1審の弁護人は裁判で不同意にすべき証拠をことごとく同意し、

 

弁論要旨という書類に関しては、

無罪を主張していている事を考えても事件の内容を考えても、

たったの3枚しか提出されていないのはオカシイとのことでした。

(普通はもっと何枚にも渡って弁護内容が書かれていて、3枚というのは少なすぎるらしいです)

 

 

最初は『凄腕』と聞いていたので信じていたのですが、

決定的な出来事があり不信感が沸きました。

 

その後、別の弁護士に相談しようと思い、

弁護士名簿を見て片っ端から電話して貰って

見ず知らずの弁護士を呼ぼうとしたのですが、

 

既に国選弁護人がついているという理由で全て断られてしまいました(;^ω^)

 

で、1審の弁護人に別の弁護士を呼ぼうとしていたという情報が漏れてしまいまして(笑)

その弁護士に、

『貴方は私が国選弁護人でついているので、

弁護士を変えられませんよ。』

と言われたワケですが。

 

実はそれも“嘘”でした!!

 

実際には、国選弁護人も変えられるとのことです。

 

国選弁護人は被告人自身からは解任手続き出来ないため、

解任したい国選弁護人にきちんと解任したい旨を告げて、

その弁護士に解任手続きを出して貰えばよいそうです。

解任後は別の国選弁護人が選出されるそうです。

 

まぁこんな感じで、

最悪な方向に導かれてしまうことがあるワケなので、

 

弁護士選びは慎重に!

このブログを色々な方々に見て頂けているようで、

有難い限りです!(^^)!

 

今回は、頂いたメッセージの中で多かったご質問について記事を書こうと思います。

 

①逮捕される以前に、何か前触れのようなものは無かったのか?

私の場合、内偵をされた後の逮捕だったのですが、内偵中と思われる期間は、今思うと家の周辺に車が良く長時間停まっていました。

 

運転席には人が乗っていて、作業着を着ている事が多かったので、当時は電気業者か何かかと思って気にも留めていませんでした。

 

私は冤罪ですので、当然それが自分に対する内偵だとは思いもよりませんでしが(笑)

 

留置所で出会った人からも、同様に車がよく停車していたという話を聞きましたので、自宅前にちょくちょく見知らぬ車がずっと停車している場合には、内偵の可能性が高いかもしれませんね!

 

あとは、携帯電話に知らない番号からの着信も多かったです。

 

これは聞くところによると、基地局を使って居場所を特定するために警察がやっているらしいです。

 

気付いたことはこの2点くらいですが、いずれも後になって『そーいえば…』って感じで気付きました(笑)

 

 

②ドラマでよく刑事が机を叩いて容疑者に怒鳴りつけているシーンがあるが、実際もそういう取り調べをされるのか?

 

私の場合、机をバンバン叩くという事はありませんでしたが、脅し自白の強要、侮辱などは平気で毎回されました。

 

刑事が暴力をふるうのを防止するためか、取り調べ室前の廊下をウロウロしている見回りの人が居ますが、その人も警察サイドの人間なので、結局何をされても助けてくれる人は居ないんですけどね(;^ω^)

 

余りにも酷い取り調べだったので、大声で見回りの人に『脅されているので助けて下さい!』と叫んだことがあったのですが、誰も助けには来てくれませんでした(笑)

 

もし刑事に酷い取り調べ方をされた場合には、『弁護士を直ぐに読んでください』と刑事に要求してください。

弁護士を呼ぶ権利がありますので、この要求に応じなければ、人権問題で訴えましょう。

 

 

③留置所に入る時の身体検査は拒否できないの?

はい、拒否することは出来ません。全員、一度すっぽんぽんにされて、穴という穴を調べられてから留置施設の部屋に入ります。

断れば、警察の武器『公務執行妨害』という言葉が飛び交う事でしょう。

 

 

③証拠が無いのに起訴されるの?

検事次第ではあるかと思いますが、証拠が無くても共犯者や証人などの証言があれば起訴できてしまうようです。

その証言が、たとえ刑事が脅して得た証言であっても起訴できちゃいます。私は、私が犯人であるという内容が書いてある両親と知人の供述調書だけで起訴されちゃいました。

 

後に、両親と知人から『そんな供述はしていない』という事実を聞かされたわけですが。

 

 

④冤罪の人って結構いるの?

私が留置所で出会った人の4割くらいは、冤罪だったと思います。

無事に釈放に至った人たちは、運よく起訴されずに済んだ人ですが、私のように運悪く起訴されてしまった人は、99.9%の確率で有罪判決を受けているかと思います。

 

罰金刑や執行猶予が付くであろう人たちは、冤罪であっても裁判で罪を認めて、早く釈放できる道を選んでいました。

 

何故なら、無罪を主張すれば保釈は却下される上、裁判は長ければ1年以上もかかりますからね。

どんなに冤罪であっても、自由を得て普通の日常を取り戻したいという気持ちの方が勝ってしまうのです。

【送致(送検)とは】

Wiki先生によると、

「送致とはある公的機関が、法令の規定に基づき、取り扱っている案件を処理する権限と責任を別の公的機関に移転する手続をいう。 送致の例として、司法警察員の検察官に対する事件送致(刑事訴訟法203条、211条、216条、246条本文)がある。」

 

ニュース等では、事件が検察官に「送致」されることを、

「送検(そうけん)」と言ってます。

また、被疑者の身柄を拘束しないで検察官に送致することを、

「書類送検」と言います。

 

 

【弁解録取(1回目の検事調べ)】

逮捕初日に警察で取り調べを受けて検察庁へ送致されると、

翌日か翌々日に今度は検察庁に連れて行かれ、検事から取り調べを受けます。

 

護送車で検察庁へ連れていかれ、

到着したら房の中で硬い椅子に座らされ、

検事から呼び出されるまで待ちます。

 

何時に呼び出されるか等は一切わからない上、

お喋り等は一切禁止なので、とても辛いです。

 

待ち時間がとても長いので、いざ取り調べ時間になったら気が抜けてしまって考えていた内容と違う事を言ってしまう場合もあります。

 

しかし、

 

検察庁での取り調べでは、録音録画をされている事が多いので、

気を引き締めて慎重に受け答えるようにしましょう。

 

刑事からの取り調べと同様に検事の取り調べでも黙秘権がちゃんとありますので、上手く受け答えが出来なさそうな時には無理せずに黙秘権を酷使しましょう!

 

何故そこまで慎重にならなければいけないのかというと、

検事は『起訴』するかどうかの権限を持っているからです。

 

起訴されて裁判となれば、そこからまた先が長くなってしまうので、

出来るだけ起訴されないように動くことが重要になります。

 

1回目の検事調べでは弁解録取といって、

弁解の機会を与えてくれます。

逮捕事実に間違いないかどうか、事件当時の状況の他、

プライベート的な事なども根掘り葉掘り聞かれます。

 

色々と聞き出そうと友好的な態度で話しかけて自白を煽ってくる検事も多いかと思いますが、冤罪の人は特にそういった態度に気を許すことなく黙秘で貫いた方が良いかと思います。

喋れば喋るほど、自分の喋った証言が捜査機関に悪用されることもありますので。

 

この日に証言した内容を参考に、

検事はこのまま勾留すべきかどうかを判断し、

勾留したいと判断した場合には裁判所に『勾留請求』を出します。

 

 

【勾留質問】

検事調べで『勾留請求』されてしまった場合、

検事調べの翌日に今度は裁判所へ連れていかれます。

 

地方の場合や、その他(病気など)特別な事情がある場合には、

検事調べ・勾留質問を1日で行う場合もあります。

 

裁判所では裁判官と直接話すことが出来ますが、

ここで事件についての裁判を行うわけではありません。

 

『勾留質問』といって、

検察官が提出した『勾留請求』に対して、

その判断に対し本当に勾留すべきかどうかを裁判官が正式に判断する日となります。

 

前日同様に房の中で待たされ、順番になったら呼び出されます。

 

裁判官と書記官がいる部屋に入れられて、

『勾留質問』が始まります。

 

聞かれる内容は、

『逮捕事実について何か言いたいことはありますか?』

というような事を聞かれるだけです。

 

ただし、検事調べの時とは違って物凄く流れ作業感があり、

長々と事情を話をしている途中で

『昨日、検事に話した内容と同じで良いですか?』

等と遮られ終ってしまうことが多々あります。

どうしても裁判官に伝えておきたい事があるのであれば、部屋から出される前にちゃんと伝えましょう。部屋から一歩出たら再度その裁判官と話すチャンスは無いと思ってください。

 

ちなみに私の場合は、質問があると言ったら裁判官から「ここに署名をして貰ってから聞きますね。」と言われたので署名をしたら、早々に警察官に部屋から連れ出され、「終わり」だと告げられました。

自分を連れ出した警察官に、裁判官から後で話を聞くと言われたという旨を伝えましたが、部屋から出されたという事はもう話す必要がないと裁判官が判断したんだろ、等と言われ、理不尽な対応をされました。

あけましておめでとうございます!

 

今年も出来る限りの情報を記事にして、

少しでも皆様のお役に立てればと思っています。

 

どうぞ、宜しくお願いいたします。