こんにちは。
みまもりスタッフの島田です。
年齢を重ねると、若い頃にはなかった心配ごとが増えてきます。
若い頃は仕事や子育てに追われ、目の前のことをこなすのに精一杯だったかもしれません。
しかし、時間に余裕ができると、今度はさまざまなことが気になり始めます。
「この先も元気でいられるだろうか」
「病気になったらどうしよう」
「一人になったら心細いな」
「年金だけで生活できるだろうか」
「子どもや孫に迷惑をかけたくない」
考え始めると、不安は次々と浮かんできます。
そして、不思議なことに心配ごとは夜になると大きくなりがちです。
昼間は何とも思っていなかったことでも、布団に入ると急に気になり始め、「眠れなくなってしまった」という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、少し振り返ってみてください。
これまでの人生の中で、「どうしよう」と心配したことは数え切れないほどあったと思います。
受験のこと、就職のこと、結婚のこと、子どものこと、親の介護のこと。
その時は大問題に思えたことでも、今振り返ると「案外なんとかなったな」と思うことがありませんか。
もちろん、すべてが思い通りだったわけではないでしょう。
しかし、心配していたことがそのまま現実になったケースは意外と少ないものです。
私たちはまだ起きていない未来を想像して、不安を大きくしてしまうことがあります。
たとえば、少し膝が痛いだけで「歩けなくなったらどうしよう」と考えたり、物忘れをしただけで「認知症かもしれない」と不安になったりします。
もちろん体の変化には注意が必要ですし、気になることは早めに受診することも大切です。
しかし、一度の物忘れや体調の変化だけで最悪の結果まで考えてしまうと、心が疲れてしまいます。
心配ごととの上手な付き合い方は、「今できること」と「今は考えても仕方のないこと」を分けることです。
たとえば健康が気になるなら、散歩をする、バランスよく食べる、定期健診を受ける。
防災が心配なら、非常食や連絡先を確認しておく。
できる備えをしたら、その先は必要以上に悩まないことも大切です。
私自身、心配ごとが浮かんだときは紙に書き出すことがあります。
すると頭の中では大きく見えていた不安が、文字にしてみると意外に整理されます。
そして後で見返してみると、「あれほど心配していたのに、結局何も起こらなかったな」と思うことも少なくありません。
人生には予想できないこともあります。
だからこそ、まだ起きていない出来事に心を奪われ過ぎるより、今日を大切に過ごしたいものです。
「心配ごとの半分は起こらない」
そんな言葉を心の片隅に置いておくだけで、少し肩の力が抜けるかもしれません。
心配することは決して悪いことではありません。
でも、まだ来ていない明日の心配で、今日の穏やかな時間を失わないようにしたいものです。
今日の空を見上げること、美味しいお茶を飲むこと、誰かと笑顔で話すこと。
そんな何気ない時間を大切にしながら、一日一日を穏やかに過ごしていきたいですね。





