医師もびっくり!肝臓病の意外な原因
肝臓がんと診断された河原さん(仮名)は、
肝炎ウイルスに感染もしていない
アルコールもほとんど飲まない
肝臓がんになる原因が見当たらない患者さんでした。
これまで日本人の肝臓がんは肝炎ウイルスとアルコールが
その原因のほとんどを占めていたため、河原さんは
原因不明の肝臓がんと診断されたのです。
ところが、ある偶然が河原さんの肝臓がんの
原因を解き明しました。
偶然にも河原さんは27年前に同じ病院で
肝臓の組織を調べる検査(肝生検)を受けていて、
さらに偶然にも当時の組織が残っていたのです!
早速主治医がその組織を調べると・・・河原さんは
27年前に脂肪肝だったことが分かったのです!
いったいなぜ、脂肪肝ががんになったのでしょうか?
脂肪ががんに!?細胞の中では・・・
脂肪肝が原因でがんにまで進行してしまう病気とは?
その仕組みを暴くべく、ガッテンが肝臓の細胞を
調べてみると・・・
うわぁ!大切な役割を果たす肝臓の細胞の中には
脂肪がびっしりと入り込んでいました。
その細胞の中には、ミトコンドリアがいます。
学校の授業で聞いたことがある?ミトコンドリア、
実は、細胞が活動するためのエネルギーをつくる
とっても大切な役目を果たしています。
肝臓がアルコールを分解できるのも、ミトコンドリアが
エネルギーをせっせとつくってくれるおかげなんです。
ふだんのミトコンドリアは糖からエネルギーを
つくっています。ところが、脂肪肝の細胞の中では、
脂肪が入り込みすぎてミトコンドリアに異常が起きます。
すると、なんとミトコンドリアは脂肪からエネルギーを
つくりはじめます。脂肪肝の細胞には糖がちゃんと
入ってこないため、肝臓を動かすために脂肪さえも
エネルギーにしているのです。
しかし、そんなミトコンドリアにも限界の時が訪れます。
脂肪からエネルギーをつくる過程でミトコンドリアは
どんどん巨大化して、機能不全におちいります。
この状態はジャイアント・ミトコンドリアと呼ばれます。
肝臓に何が起きているのでしょうか?
第3の肝臓病・NASH(ナッシュ)が急増中!
肝臓に起きた異常事態ジャイアント・ミトコンドリアは
ミトコンドリアの死を意味し、そして細胞自体が
死んでしまうことになります。
死んだ細胞の跡地は、隙間がコラーゲンで
穴埋めされて、ガチガチの繊維化状態になります。
これが肝硬変です。がんは肝硬変になった頃に
登場するのです。
脂肪肝であることから肝臓に炎症が起き肝炎に。
さらに悪化すると肝硬変。
そして最悪の場合には肝臓がんへと進行することが
研究で分かってきたのです。
脂肪肝を出発点にした肝臓病を
非アルコール性脂肪肝炎、通称NASH(ナッシュ)と
いいます。
現在、日本人の1000万人が脂肪肝と考えられています。
つまり将来NASHになる可能性がある
NASH予備軍が1000万人ということになります。
NASHが日本で注目され始めたのはここ10年ほどのことです。
食生活の乱れや運動不足から肥満になる人が増えたことで
脂肪肝が増え、NASHの患者数も急増し、およそ200万人が
NASHと考えられています。
NASHと関連する因子は・・・
肥満(メタボリックシンドローム)
糖尿病
高脂血症
高血圧
といった現代人がかかえる生活習慣病と深い関係があることがわかります。
健康診断などで脂肪肝と指摘された方は注意が必要です。
ウコンの意外な落し穴
今ではすっかりおなじみとなった、ウコン。
ところが、ウコンに含まれている鉄分が肝臓病の
患者さんにとっては症状を悪化させるという研究が
報告されました。
※健康な人がウコンを通常の量のむことは全く問題はありません。また鉄分がほとんどふくまれていないウコン商品もあります。
C型肝炎に感染したAさんは熱心に治療しているのに
なかなか症状が回復しませんでした。かかりつけの病院で
指摘されたのは、意外な原因した。
それは肝臓によかれと思ってのんでいたウコンだったのです。
Aさんがのんでいたウコンには鉄分が多く含まれていたのです。
ウコンをとるのを止めると、Aさんの肝機能を示す値は
よくなりました。
日本人には足らないとさえ言われる鉄分が、なぜ問題なのか?
実はC型肝炎やNASHの患者さんは、健康な人に比べて鉄が
肝臓にたまりやすい「鉄過剰」と呼ばれる状態になることが
あります。鉄がさびるように、体内にたまった鉄分が
肝臓の炎症を悪化させるのです。
三重大学医学部の研究グループでは、ウコンの他にも
さまざまな健康食品について鉄分を調べました。
すると、肝臓病の患者さんにとって控えるべき鉄分が、様々な製品に含まれていることが分かったのです。そして多くの
商品には鉄の量は表示されていませんでした。
肝臓病の患者さんで心配な方は、主治医/専門医に相談の上、
血液中の鉄量「フェリチン値」を調べてもらうことで、鉄を
控える必要があるかどうか相談できます。
今回のお役立ち情報
急増中!予備軍1000万人の肝臓病 NASH(ナッシュ)
大量の飲酒や肝炎ウイルスが肝臓病につながることはよく知られています。しかし近年、お酒をほとんど飲まないのにかかわらず、最悪の場合は肝臓がんへ進行する肝臓病が急増しています。この病気は『非アルコール性脂肪肝炎(NASH(ナッシュ))』と呼ばれ、脂肪肝がきっかけで発症します。生活習慣や食生活の変化から肥満が増えた現在、日本では1000万人が脂肪肝と推定されています。今後NASHの予防が必要とされています。
《NASHと関連する主な因子》
メタボリックシンドローム(肥満・糖尿病・高脂血症・高血圧)
急激なダイエット
消化管手術(小腸短絡術・小腸切除・胃形成術など)
薬剤(アミオダオン、糖質コルチコイド、合成エストロゲンなど)
NASH(ナッシュ)の診断・治療方法は・・・
NASHの診断には専門医の診察が必要です。まず脂肪肝は、
(1)血液検査(ALT(GPT)/AST(GOT)/血小板)
(2)超音波検査で診断されます。この結果がよくない場合
(3)肝生検といって肝臓の組織を直接調べてNASHかを診断します。
NASHの治療では、食生活の改善や運動で2~3kg/1か月ペースの減量を目指します。肥満からの脂肪肝を防ぐことが予防のカギです。
日本肝臓学会のホームページでお住まいの近くの専門医を検索することが可能です。
http://www.jsh.or.jp/index.html(トップページ)
http://www.jsh.or.jp/specialist/list.html(検索ページ)
ウコンの意外な落とし穴・・・
三重大学医学部の研究から、ウコンなどの健康食品には鉄分が多く含まれているものがあることが分かりました。健康な人にとっては大切な栄養素『鉄』は、C型肝炎やNASHなどの患者さんにとっては、『鉄過剰』と呼ばれ炎症を引き起こす危険があります。肝臓病の患者さんは専門医に相談する必要があります。鉄過剰の危険があるかどうかは、『フェリチン値(体内の貯蔵鉄)』を検査することでわかります。
なお、健康な人はウコンをとっても通常の量であれば問題ありません。
・・・・・・・・・・・以上
けっこういい情報じゃないか?
脂肪を燃やすには ハラペコな時がイイ☆
ウコンばくばくとりすぎると 肝臓が 鉄にまみれて酸化してしまうとゆうこと。
鉄分は多くとればいいってわけでもないってことね。
勉強になります
ガッテンありがとう☆
あと昨日の健康そうな番組で
太らないゴハンのたべかたがあったよ。
ゴハンは冷たくなると なんとかスターチってゆうふうに澱粉質がかわるようだ。
これだと吸収されにくい。
冷蔵庫に入れてカピカピになったご飯食べてみたけど・・・・きついねー^^;
でも脂肪になりにくいってゆうんなら たまには 試してもいいよね☆