2019年がスタートして、すでに1週間以上経過しました。

1月3日に新年の挨拶をさせて頂きましたので、本日は昨年の振り返りや2019年について書いていきたいと思います。
 
昨年、鉄道界においては様々な挑戦と別れがありました。都電花100(7500形・7510)をはじめ、東武鉄道1800系、小田急LSEなどなど、想い出のある車両とのさようならは、本当に辛いものです・・・。
 
中でも私にとって、1番大きな別れになってしまったのが、営団地下鉄(現・東京メトロ)6000系の勇退です。幼少時からつい最近まで、数え切れないほど乗車した6000系とのさようならは、心に残る大きな出来事となりました。

先月、最後の譲渡編成である6030編成が現地に到着したと聞きましたので、無事に第2の人生を歩めること、本当に良かったと感じています。

 

 

 

 

残る6002編成の処遇がどうなるかはわかりませんが、東京メトロの公式発表を待ちたいと思います。

その他にも、鉄道界としての大きな出来事の一つとして、小田急線の複々線化事業「東北沢~和泉多摩川間(10.4km)」がありました。2018年3月、約30年の工事期間を経て完成にいたりました。
 
ここ近年の首都圏の鉄道は、複々線区間の拡大や相互乗り入れなどを行い、利便性の向上を図る動きが活発化しています。
 
こう言った事業計画は、JR東日本の上野東京ラインの例を見ると利便性向上のほかに、車両基地などの設備を集約させたり、車両の共用化を進めることによって鉄道ネットワークのコンパクト化を進めることができています。
それらは、長い目で見ると、日本が抱えている「少子高齢化問題」の対策だと考えています。
 
鉄道というものはシステム上、様々な人が運行に関わり、多くの人を一斉に移動させる重要なインフラです。日本の将来が、鉄道の様々なところにも影響しているのは見てわかる事実でしょう。
 
2019年度下期には、相鉄とJRの相互直通運転を開始する相鉄新横浜線の開業が予定されています。相鉄新横浜線が開業することによって、首都圏の人の流れがどのように変化していくかを注視してゆきたいと思います。
 
改めまして、いつもお世話になっている皆さま、
ご声援を頂いております皆さま、本当にありがとうございます。
 
本年も微力ながら、鉄道の発展にとって有益なお仕事ができるように日々精進いたします。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

渡部 史絵  拝

 

 

 

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