8月も下旬となり、空の色が大分秋めいてきましたね。
 
さて、23日(木)に放送された夕方の報道番組、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」観光列車特集第4弾、ご覧いただきありがとうございました。
 
今回わたくしがお勧めした観光列車は、栃木県を走る鉄道路線、東武鉄道・鬼怒川線の「SL大樹」と、群馬県と栃木県を結ぶわたらせ渓谷鐵道・「トロッコわたらせ渓谷号」を中心にご紹介させていただきました。
 
東武鉄道の観光列車として昨年8月にデビューした「SL大樹」は、下今市駅~鬼怒川温泉駅までの旅。個人的にSL大樹は、予てよりご紹介したかった特別なSLです。
 

 
関東の大手私鉄として、初めて蒸気機関車の復活運転を実現した列車であること、そしてその際には、様々な鉄道事業者の協力がありました。大手民鉄の東武鉄道がこのような事業に挑むという事は、とても意味のある素晴らしいことですし、東武鉄道さんだからこそ、可能にした壮大なプロジェクトだと言えます。心より敬意を表します。
 
 
 
「SL大樹」は、JR北海道から借り受けた「C11-207」をはじめ、JR四国から譲受した14系(旧国鉄時代に製造された客車)、JR貨物・JR西日本から譲受された車掌車ヨ8000(保安装置搭載車両として改造)、JR東日本から譲受されたDE10形ディーゼル機関車(車両の入れ替え用として連結されている)で編成されています。
 
沿線では、「SL大樹」の運行時間に多くの人が手を振りに来てくださり、観光客への「おもてなし」の一つとなっています。
 
車窓からの絶景、日光連山や鬼怒川の渓谷などの素晴らしさは勿論のこと、車内販売で味わえるSLをイメージした「黒いアイス」や、「SL大樹」の楽しさに魅せられて車内で食べることができなかったお弁当「日光埋蔵金弁当」「なつかしの下今市立ち売り弁当(幕の内)」などもご紹介させていただきました。
 
また、番組ではカットされていましたが、個人的にハイケンスのセレナーデの車内チャイムが聞けるのも堪りません!
 
わたらせ渓谷鐵道では「トロッコわたらせ渓谷号」をご紹介。
 
わたらせ渓谷鐵道・わたらせ渓谷線は、桐生~間藤に至る路線ですが、トロッコわたらせ渓谷号は大間々~足尾を運行しています。
 

この日現地は、気温38度を超える猛暑日でしたが、渡良瀬川がキレイで癒されました。窓のないトロッコ車両は、涼しい山風が吹いてとても気持ちいいのです。
 
 
さらに、この窓ガラスのないトロッコ車両のみ楽しめる神戸駅~沢入駅間の草木トンネルに入ると、天井で点灯する車内イルミネーションが素敵で、毎回見入ってしまいます。
 
 
今回乗車した「トロッコ わたらせ渓谷3号」のみですが、大間々駅発車時に車内で「トロッコ弁当」と「やまと豚弁当」の購入ができます。どちらも美味しいお弁当で、自然を感じながらの食事は最高です。
 
そして、終点の足尾鉱都の見学も、足尾銅山の歴史を学びながらトロッコ列車に乗れるのでオススメです。
 
今回特集した2つの路線。夏は勿論のこと、秋シーズンもとてもオススメな路線です。どちらも山あいを抜けていくので、紅葉が美しいのも魅力です。これからまた違った楽しみ方ができますね。
 
今回も終始、リポーターの宮脇理恵子さんの温かいサポートのおかげで、無事に観光列車の案内人を務めることが出来ました。それにしても宮脇さん、お綺麗なうえにお人柄も素敵で。天は二物を与えましたね、改めて感じました。
 
そうそう、取材撮影後は、宮脇さんと二人で東武鉄道の新型特急「リバティ」に乗車。
 
 
今回も、心底楽しい取材撮影でした。
 
お世話になったスタッフさん、鉄道事業者のみなさん、宮脇さん。
当日お会いしたみなさん。
 
本当にありがとうございました。
またぜひ、観光列車でお会いしましょう!
 
 
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