皆さま、こんばんは。

本日は、秋らしい陽気になりました。

 

この季節は、台風による影響が心配ではありますが、
天気が良い日は屋外での取材がはかどる為、個人的には好きな季節です。

 

さて、先日は親戚の家に宿泊し、某駅で9時42分発の列車を待っていました。

 

【E217系】

 

私は混雑を避けるため、11両編成の最後尾の車両に乗るべく並んでいました。

 

この駅は、11両編成の車掌台前で出発指示合図を出す、運転取り扱いの駅員さんが居ます。

 

ちょうど列車が進入してくる際にその駅員さんのところへ、60歳位の女性の方が慌てた様子で息を切らしながら駆け寄り、「駅員さん、(ホーム)前の方で人が倒れているわよ」と、異常を申し出ていました。

 

しかし、その駅員さんは「事務室の中に誰か居るから、そっちで話してください」と非常に素っ気ない返事をし、形通りに列車の監視と発車ベルの扱いをしていました。

 

私もこの電車に乗りたかったのですが、倒れた方が心配で、列車を見送りホームの前の方へ向かいました。そこでは4~5人のお客さまが、顔面蒼白で意識朦朧な女性を介抱していました。

 

間もなく、さっきとは別の駅員さんが駆けつけて来たので、私は倒れてしまっている方のご無事を願い、帰京の途につきました。

 

それにしても、最初の駅員さんの対応は如何なものでしょうか?

 

列車の監視は、安全上とても大事なことは理解しています。

 

到着監視も出発監視も、マニュアル通りに実践されたのだと思いますから、それ自体は全く問題ないのでしょう。

 

しかし、持ち場を離れられないのであれば、せめて、「解りました、係員を向かわせます」と、通報者に安心感を与えるのも、安全安心を遂行する鉄道係員に求められるスキルではないのでしょうか?

 

少なからず私はそう思います。

 

列車を出した後でも良いので、自ら現場に向かうなり、応援の駅係員を要請すれば良かったのでは・・・。

 

私たち利用者は、鉄道係員を信頼しています。また、それに応えてくださった多くの鉄道員がいらしたからこそ、今日の日本の鉄道の優秀さがあるはずです。

 

確かに、1分1秒の遅延を発生させないように取り組まれている日本の鉄道は、素晴らしいです。しかしそれ以上に、安全、安心が重要なのではないでしょうか・・・。

 

 

 

 

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