皆さんこんばんは。
暫くツイートやブログの更新が出来ず。
ご心配おかけしまして申し訳ございません。
非常にバタバタしていました。
色々お知らせしたいことも溜まっております。
また少しずつ、ツイートやブログを更新していきますので、
引き続きのご支援のほど、よろしくお願いいたします。
さて、本日のブログは、
今年に入ってから、東武鉄道の話題がひっきりなしに入ってきますね。
特急列車「リバティ」や「「SL大樹」の誕生、
「松原団地駅」の駅名改称、
東武ワールドスクエア駅の新設、
また最近では、日比谷線直通用の70000系が運用に入りました。
今日はそれらの中から、2つの誕生の話題について書いていきます。
日本の私鉄は、都心から郊外へ走り、観光地を結ぶ形態が多く、
有名な場所では、箱根エリアを持つ小田急電鉄、秩父エリアを持つ西武鉄道などがあります。
その中でも東武鉄道は、関東周辺で最も営業エリアの大きい私鉄で、
日光や鬼怒川など国際的にも名高い観光地も抱えています。
しかしながらご他聞に漏れず、少子超高齢化による影響は、東武鉄道の国際的な観光地にさえも大きな影響を与えています。
そのため東武鉄道では、日光・鬼怒川エリアと鉄道の活性化を目的とした様々なプロジェクトが進められています。まさに、「社運」をかけた壮大な取り組みがなされているのです。
私の中で、最近の印象的な出来事のひとつに「6050系」の運用縮小と「500系・リバティ」の誕生があります。
つい最近まで、都心から日光・鬼怒川・会津・野岩鉄道エリアへの輸送は、6050系が活躍していました。
主に、都心から会津方面を結ぶ快速列車としての運用で、普通乗車券で乗ることができました。思い出深い方も沢山いらっしゃると思います。私も何度も乗車しお世話になりました。
6050系の特徴といえば、制御車同士の2両1組で2両編成から6両編成まで様々な編成組み換えが可能で、車内は昔ながらの味のあるボックスシート。
お弁当などを食べながら車窓を楽しめ、「旅の醍醐味」を存分に満喫できる私鉄車両は、本当に珍しく貴重な存在でした。
営業キロが長い東武鉄道だからこそ、長年活躍できた車両だと思います。
2017年春のダイヤ改正で、東武鉄道日光線系統の「快速・区間快速」の運転が終了したため、6050系の浅草駅乗入れも終了となり寂しいですが、そんな6050系(快速列車)を置き換える形で登場したのが新型の500系(特急列車)「リバティ」です。
6050系と同様、色々な編成組み換えが可能で、今まで6050系が行っていた運行形態を特急列車へとグレードアップさせたものです。
また今回から、野田線など他線区へも乗り入れるため、都心の様々なエリアから日光・鬼怒川に行きやすくなります。
500系車両の愛称「リバティ」は、2つの言葉を組み合わせた造語です。「Variety」は、併結・分割機能を活かした多線区での運行。
「Liberty」は、路線を縦横無尽に運行する自由度の高さ。
様々な運行形態に拘らず、情勢によって変化できる「リバティ」は、これからの東武鉄道を幅広くアシストしていく事でしょう。
次に、観光列車「SL大樹」の誕生も目が離せません。
いよいよ、今月10日から運転を開始する予定のSL列車「大樹」。
あと7日となりました!
東武鉄道がJR北海道からC11-207号機を借り受け、
鬼怒川線の鬼怒川温泉駅と下今市駅を1日3往復運転する予定です。
関東の大手私鉄では、蒸気機関車の復活は初!!非常に注目を集めていますが、これも鬼怒川地区の観光促進を考えての一環。
「東武鉄道は鬼怒川の観光と一体化し、共栄してゆく。」というような意気込みを感じます。
この「SL大樹」の運行開始と共に、東武ワールドスクエア駅の新設をはじめ、下今市駅と鬼怒川温泉駅に転車台を設置するなど、見所満載です。
また、SL列車の運行に合わせ、鬼怒川温泉駅を起点に東武日光駅を経由、世界遺産である日光の社寺 を繋ぐ「日光電気軌道」を模したレトロバス(路線バス)も新設されるようです。
SL列車のみではなく、その周辺の交通も一体となり整備されるので、便利になりますね。非常に楽しみ、とても期待しています。
以前の8000系の動態保存に始まり、今回のSL復活運転。大手民鉄の東武鉄道がこのような事業に挑むという事は、とても意味のある事だと思います。
東武鉄道はもとより、ご協力されている数々の鉄道会社、携わられた全ての方に、心より敬意を表したいです。