みなさま、こんばんは。深夜にブログの更新、すみません。
 
今日はクリスマスですね。
泣いても笑っても今年もあと一週間。
今年は体調が優れないうえに、親族が病気になってしまった為介護があり、折角のお仕事も沢山お断りしてしまって、非常に悔いの残る一年でした。
 
しかし、そのような状況下でも、9冊目の拙著をはじめ、新聞や月刊誌の毎月の連載、様々な誌面での寄稿など、手掛けさせて頂いたお仕事はまずまずの出来だと自負しておりますので、なんとか70点くらいは貰えるでしょうか?成績表なら「良」なので、ヨシとしたいと思います。(笑)
 
さて、本日(12月25日)は、毎日新聞社(大阪本社版)さまの紙面で連載中の【渡部史絵の乗ってみなくち ゃ!(カラー版)】第23回目が掲載されています。(新聞のため、予定でございます)
 
この連載は、鉄道×毎日新聞「線路はつづくよ」の企画特集内にて、コラム連載として、毎月書かせていただいている記事です。

第23回目となる今回の内容は、暮らしがある。未来がある。ずっと息づく軌道がある。「阪堺電気軌道」です。

「阪堺電気軌道」は、大阪の路面電車。
 
新世界に近い恵美須町から浜寺駅前の阪堺線(運転系統は恵美須町~我孫子道)と、最新高層ビル「あべのハルカス」がそびえ建つ天王寺駅前から住吉までの上町線(運転系統は天王寺駅前~浜寺駅前)のY字型2路線を有する軌道線です。
 
大阪南部の繁華街から、歴史の街堺へ。一 世紀を越えて走っています。
 
また阪堺電車では、モ161形という1928(昭和3)年製造の現役電車が走っていることでも有名です。
88歳で現役。これは、国内最古の記録保持車になります。
 
 
 
モ161形に天王寺駅前から乗り、浜寺駅前までタイムスリップしませんか?
 
2014(平成26)年に正式開業した高さ300mの最新式複合ビル「あべのハルカス」の足元を出発した1928(昭和3)年生の国内最古の電車は、摂津国一の宮の住吉大社前を通り、大和川を渡れば歴史の街堺。その車窓風景は、未来から古へ。
 
 
 
 
88歳のおじいちゃん電車がいると思えば、「茶ちゃ」と愛称のついた1001号車をはじめとした最新式の低床LRV「堺トラム」も走っています。車両も古から未来への雰囲気。
 
そして、この路線の素晴らしいところは、経営が厳しかった頃、沿線の方々が存続させようと運動を起こし、応援してくれたこと。まさに、沿線に育まれ守られている路面電車です。
 
なお、詳しい車内の特徴や沿線の風景などに関しましては、毎日新聞(大阪本社版)の紙面をご覧くださいませ。
 
ところで、阪堺電車を応援している立役者がもう一人いらっしゃいます。
 
大和川電停でポツンと立ち、浜寺駅前行きの電車を待っている黒い影。阪堺電車を応援しているカオナシさんです。
 
はじめて、電車に乗って来られた時はドキッとしましたが、お持ちになっているメッセージボードを読んで、目頭が熱くなりま した。
週末を中心に乗られているということでしたが、今回はお会いできませんでした。今も元気に活動なさっているのかしら?


ぜひ、ご乗車下さいませ。

また近日中に更新をしますね。
 
おやすみなさい☆