みなさんこんばんは。

 

今日は鉄道の日。

 

久しぶりのブログ更新です。

 

1872(明治5)年1014日。東京都の新橋と神奈川県の横浜間において、公式に日本で最初の鉄道が開業し、実に144年の月日が経ちました。

 

日本の歴史は、鉄道とともにあり、大きな災害や戦火をくぐりぬけ、現在の総延長は約28000kmにも及ぶ鉄道大国となりました。

 

私たちの生活に、欠かせない存在である鉄道。

 

これからも、私たちの暮らしに必要なものとして発展していくことでしょう。

 

現在、2020(平成32)年の東京オリンピックに向けて、都市部近郊では新駅や新路線の検討・計画が行われていますが、

 

鉄道を維持し、推進していくには、やはりその「輸送実績」が必要です。

 

鉄道は、公共の輸送機関です。多くの人が利用してこそ、その存在意義が増していきます。

 

日本ではこれから先も、人口減少や地方の過疎化が進行していきます。大量輸送機関への考え方は、さらに見直されることでしょう。

 

その結果、廃線になってしまう路線も出てきてしまうはずです。

 

しかし、廃止の結果、一度線路を剥がしてしまったら・・・その土地に鉄路を復活させるのは、資金や土地の確保などの観点から、極めて難しいでしょう。

 

鉄路がなくなった土地は、人の流れが止まり、より過疎化を進行させてしまうのです。

 

「鉄道」は、人の流れを作り、街を維持していく効果もあるわけです。

 

 人口減少が加速していく中、もう一度、「鉄道」の必要性を再認識し、それを維持していくためにはどうしたらいいのか?

 

実行に移していくべきではないかと思います。

 

 

鉄道の維持と再生を実行している一つの例として、茨城県の勝田と阿字ヶ浦を結ぶ「ひたちなか海浜鉄道」があります。

 

http://www.hitachinaka-rail.co.jp/

 

2008(平成20)年に茨城交通から湊線を引き継ぎ、第三セクター方式の鉄道会社としてスタートしましたが、赤字経営に転落していた同鉄道を黒字目前までに転換し、輸送実績も増えているというお話です。

さらには、路線延長計画があるそうで、ぜひ実現していただきたいです。

 

ではなぜ、そうなったのか?

 

それは、沿線や利用者、鉄道事業者自体からの「愛」だと思います。

 

「なくなっては困る」、「我々の鉄道を、これからも残していきたい」という強い思いが、鉄道会社や行政の連携を強化し、結果存続につながったのではないでしょうか。

 

全国に張り巡らされた鉄道は、日本の動脈です。

 

「鉄道の日」は、日本の鉄道開業を祝うだけではなく、これからの「鉄道」について考える日だと思います。

 

みなさん。鉄道の日の今日、もしくは週末に、どこの鉄道でも構いません。

 

どうぞ、ご乗車ください。

 

乗ることで、輸送実績に貢献していただきたいのです。

 

みなさんは、鉄道への溢れんばかりの「愛」があるのですから。

 

どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

どくしゃになってね…