みなさんこんばんは。
久しぶりのブログ更新になりました。
いつの間にか12月も下旬、寒さもひとしお身にしみるようになり、わたくし不覚にも風邪を引いてしまいました。勿論お仕事は続けていますが、仕事以外の時間はダウンしていました(汗)。
さて、本日もお知らせがございます。
毎日新聞社さまの紙面で連載中の【渡部史絵の乗ってみなくちゃ!】(カラー版)第11回目が、明日12月29日付けの『毎日新聞社・大阪本社』版にて、掲載される予定です。
この連載は、鉄道×毎日新聞「線路はつづくよ」の企画特集内にて、コラム連載として、毎月書かせてもらっている記事です。
11回目となる今回の内容は、みすゞ潮彩号キハ47形です。
みすゞ潮彩号は、2007(平成19)年の7月にデビューした観光列車です。
キハ47 1107+46を改造してキハ47 7003+7004とし、アールデコ調の塗装になっています。これは、列車名にも登場する大正末期から昭和の初めにかけて活躍した童謡詩人「金子みすゞ」の時代にちなんだものです。
前位側の扉は撤去され、八角形や三角形の窓が付けられています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151229/00/shie-rail/73/d8/j/t02200147_0800053413525039562.jpg?caw=800)
(下関駅にて)
2両編成のうち、指定席となるキハ47 7003の車内は、座席をすべて海側に向けた配置とし、山陰本線の美しい海岸風景を楽しめるようになっています。自由席となる7004は、一般車と同じ座席配置です。
(海側を向くシート)
(山側も、シートは海に向いて設置されています)
車端部分には、2人が向き合う大型テーブル付のボックスシートと売店が設置されています。
(右がボックスシート、左が売店)
運行区間は、山陽新幹線と連絡する新下関を始終着駅として、下関駅を経由して長門市から山陰本線の支線にある仙崎まで1往復します。
(始発の新下関駅にて)
ところで、列車のモデルともなった金子みすゞとはどんな人物だったのでしょう。文献によると、仙崎村に生まれたみすゞは、幼いころに父を亡くし、叔母の嫁ぎ先に養子に出されます。
その後、義父の会社の男性と結婚し、娘を授かりますが、夫の女性問題から離婚を願い、娘の親権をも奪われました。落胆したみすゞは娘を実母に預ける哀願書を遺書として服毒自殺を図り、26歳の若さで亡くなりました。
代表作の「大漁」の詩が、下関駅のホームにみすゞの似顔絵とともに設置されています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151229/00/shie-rail/48/40/j/t02200147_0800053413525041565.jpg?caw=800)
(下関駅にて)
ブログでは、この辺までにしておきますね。
なお、詳細につきましてはぜひ、『毎日新聞社・大阪本社』版をご覧くださいませ。
掲載範囲は、毎日新聞の近畿2府4県の主要地域になるようです。「大阪本社版セット地域」というエリアでございます。 関西のみなさま、よろしくお願いします。そして、毎回のように書いておりますが、ご覧になれないみなさまに、紙面の見方のお知らせですが、2つあるそうです。
1、毎日新聞読者の場合
毎日新聞のホームページにあります愛読者セットをご登録いただきましたら、紙面ビューワーから見ることができます。こちらは、全国の紙面が見れます。読者の方は無料なので、普通におすすめです!
2、読者ではない場合
毎日新聞の大阪本社の代表番号0663451551に電話をして、バックナンバーの係につないでいただけましたら、郵送購入が可能です。ただし、送料と新聞の1部料金がかかります。また代金は、郵送で切手払い&切手到着後の新聞発送になります。
お近くに毎日新聞を扱っている新聞屋さんがある場合は、大阪の新聞を買いたいと伝えれば、取り寄せてくれるかもしれないそうです。
ちなみに、在庫と保管期限に限りがあるので、早めの手配が必要になります。
以上でございます。
それでは、風邪薬を飲んで寝ますね。みなさんも、健康にはくれぐれもご留意ください。
おやすみなさい☆