みなさまこんばんは。最近暑さが増してきましたね。湿度が高いので、体力を奪われます。くれぐれも、水分補給や体調管理に気をつけてくださいね。



ところで、21日より発売中の鉄道ジャーナルにて連載中です☆



まず、『鉄道ジャーナル』2015年7月号の連載では・・・







【連載】 行って・観て・触れたい鉄道旅 


第6話 伊豆急行の名物駅弁と気になる駅
  

が、掲載されております。



鉄道旅の印象は人それぞれ。私なりの絶品鉄道旅を思いのまま綴ってゆく。第6話は、前回の伊豆急行線の続編。

同社の看板列車に揺られながら、駅弁片手にメモを取り、首にはカメラをぶら下げて。のんびり鉄道旅を楽しもう。


ページ数は、136~137 です。一部分だけ掲載しますね。







今回も、取材、執筆、撮影、路線案内図のデザインをやらせていただきました。

http://www.rjnet.jp/journal_top.html



ぜひ、ご覧くださいね。


鉄道ジャーナル 2015年 07月号/成美堂出版




 さて、話題が大きく変わりますが、先日、JR九州長崎本線肥前竜王駅の待避線で交換待ち合わせをしていた上り特急列車側の線路に、下りの特急列車が進入して来て、緊急停車する事故があったことは、みなさまご承知のことと思います。

 色々な報道が飛び交っておりますが、私はとても本件が不可解でなりません。あくまでも、わたくしの素人考えではございますが・・・・・・・。



 報道では、司令員が「赤信号を無視して(停車場内に)進入してよし」と、下り列車の運転士に伝えたそうですが、この無閉そく運転のような方法は、何を根拠に指令されたのか、全く分かりません。さらにこの報道では、司令員が「分岐器直前まで来れば、(開通方向が異なっているので)直前に止まるだろう、と思った」と述べているそうですが、仮に直前に止まった状態で、その後は、どのように交換させるつもりだったのだろうかと思います。


 通常、分岐器は発条式や手動式でない限り、列車が接近すると接近鎖錠が掛かり、連動盤のテコでは転換できない仕組みになっていることが、ほとんどだと思います。もっとも、各社局に因っては、取り扱いも色々あると思いますので、JR九州さんでは、分岐器の直前に止まり、運転士が下車し、地上施設を直接手動で転換できる、という規則なら不可能ではありませんが・・・時速35km/hも出して、分岐器を通過しているのは、そんな規則は無いことを物語っているのではないでしょうか。


 そしてもうひとつは、赤信号を無視したら、ATSなどの保安装置に引っかかって止まる筈です・・・。しかしこれも、ATS非常運転でスイッチを「切」にしておけば、行けるのかも知れませんが、この列車は、乗客を乗せた旅客列車です。


 仮に保安装置を切り離しての運転であれば、せいぜい15km/hでの運転が、安全の最低限の担保だと思うのです。


 最近のJRさんの事故には、何故か不可解な事が多いのと、「その後」を報道するマスコミが無いことが、利用者としては不信でなりません。

 徹底した真相解明と、利用者に対しての真実の説明は、公共交通事業者として「当たり前」のことだと思うのですが・・・。