みなさんこんばんは。
例年同様に、花粉症に苦しんでいる私ですが、みなさんは大丈夫ですか?
私はなかなかひどい状況で、マスクとお薬が手放せません。
本日は、花粉の飛散量が多いそうなので、花粉症の方は、マスクや眼鏡の対策など、気をつけてくださいね。
ところで先日の土曜日は、京成電鉄で「さよなら運転」が行なわれましたね。
1968年から、約46年間の長きに渡り活躍してきた、3300形の引退です。
3300形と言えば、赤電と呼ばれるグループの最期の形式でした。
赤電と呼ばれたグループは、都営地下鉄1号線との相互直通運転用に製造された初代3000形から始ったグループで、3050形や3100形、3150形、3200形など、基本構造こそ同じですが、当時の時代背景にあわせて、客室扉の改良などが加えられ、長らく製造された車両です。
全盛期では、「京成電車と言えば、この赤電!」を、思い浮かべる方も多く、登場当初の赤を基調としたカラーデザインが印象的で、ファンの多いシリーズでした。
しかし、近年では3700形や3000形(2代)などのVVVFインバータ制御の車両が登場するなど、その置き換えとして姿を消して行くことが多くなり、このほど現存する最期の赤電シリーズとなる3300形が、引退する運びとなりました。
私にとっても、旧知の友が京成沿線に住んでいることもあり、3300形との思い出は数えきれないくらい沢山あります。ブログでも良く紹介させていただきました。
最近では、2009年に青電塗装(3356編成)、赤電塗装(3324編成)ファイヤーオレンジ塗装(3312編成)と、時代と共に変化を遂げた、旧塗装へのリバイバルカラーが施され、運行されていたことを思い出します。
(京成3300形電車・旧塗装の復活編成、青電塗装となった3356編成 2010年6月撮影)
(京成3300形電車・旧塗装の復活編成、赤電塗装となった3324編成 2011年1月撮影)
(京成3300形電車・旧塗装の復活編成、ファイヤーオレンジ塗装となった3312編成 2011年1月撮影)
(京成3300形電車・旧塗装の復活編成、ファイヤーオレンジ塗装となった 3312編成 2011年3月撮影)
他にも、3300形はたくさん撮影したので、古い写真もありますが、とりあえず、すぐに出てきた写真を載せてみました。
また、京成電鉄・創立100周年記念列車として、青電塗装の3356編成が、上野駅発「特急金町」行として、運転されたのも、懐かしく思います・・・。
2月28日の引退記念運転では、進行方向成田側に「特急成田山」のヘッドマークが掲げられましたが、最後部表示には、「さよなら3300形」と表記され、ヘッドライト部分には、「涙」のマークも。
この粋な計らいには、心がキュンとしました。
(このブログにお越しのみなさまの中には、そのような方がいないことは存じていますが、残念なことに、最終の成田駅では、ルールを守らないファンの方がおり、せっかくの引退式に、汚点を残してしまいました。このことだけは、非常に遺憾に思います。3300形の引退が寂しいのは、みなさん、同じ想いですものね。)
涙を流しながら、テールランプを残して去って行く3300形・・・。
『沢山の思い出をありがとう3300形』