みなさん、こんばんは。


23日の銚電の記事、がんばれ銚子電気鉄道 多くの方にご覧頂き、ありがとうございました。


「銚子電気鉄道線」15日ぶりに、運行再開です!





本日11時05分の外川駅発銚子駅行から、無事に運転を再開しました!


昨日、銚子電気鉄道さんの公式HPでそのことを知り、いてもたってもいられず、日中に予定していた執筆作業を夜に廻し、遥々現地へ行ってまいりました!(その代り、今夜は徹夜決定)


それにしても、昨夜は、嬉しくて寝つきが悪かったです。

まずは、JRさんを沢山乗り継ぎ(笑)銚子まで行き、銚子から外川まで乗車。





そして、外川で1日乗車券「弧廻手形」(620円)と、硬券を購入。





この乗車券があれば、当日に限り、銚子電気鉄道線の銚子~外川全駅での乗降が自由に楽しめます。




(外川駅待合室にて)


「古さ」と表現するよりも「古(いにしえ) 」と言った方が、似合っていますよね。

私の知らない昭和初期にタイムスリップした雰囲気です。




ところで、本日からの運行開始に際する現状の列車運用ですが、車両の都合もあり、安全を目的とした調整ダイヤ(便数を減らしての運行)となっています。


それでも、各駅や沿線には、運転再開を歓迎するように、沿線の方と思われる親子連れや高齢者、学生やカップル、老若男女問わず、さまざまな利用者の姿を拝見しました。

そしてみなさま、銚電をにこやかに見つめていました。


遠方から駆けつけている鉄道ファンの方々もいらしていて、売店や駅で、運行再開のお話しをとても嬉しそうに話していました。私も含まれますね。(笑)。



本当に多くのみなさまから、銚電が愛されている証拠・・・改めて実感しました。






銚電なう!(外川駅にて)






2001編成、とても元気そうに走っています。


普段通りの光景に戻り、本当に良かった。安心しました。






2001編成と言えば、京王電鉄から伊予鉄道、そして、伊予鉄道から銚子電鉄へと譲渡され、彼方此方で活躍し、今もなお勇姿を魅せる素敵な電車です。



(仲ノ町駅にて)





デハ1002 

帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)からの譲渡車両です。

丸ノ内線の塗色に変更され、復刻カラーとして人気を博しています。

懐かしい塗装ですね。

方向幕も当時を模した様式が粋ですね!




(犬吠駅にて)







そうそう、先ほど紹介した1日乗車券「弧廻手形」(620円)、サービス券や施設利用割引券が添付されているので、とてもお得ですよ!


http://www.choshi-dentetsu.jp/ticket/ticket.htm




1.銚子電鉄名物 犬吠駅のぬれ煎餅1枚サービス

2.地球の丸く見える丘展望館 割引入館券(1割引)

3.犬吠埼「満願寺」参拝券

4.銚子ポートタワー展望室 割引入館券(1割引)




ちゃっかり犬吠駅で、ぬれ煎餅1枚サービスを頂きました。(笑)


銚子電気鉄道線は、いつ来ても、人や自然が温かく、いつ食べても、美味しい名産ばかりです!


銚子と言えば、お醤油の産地、老舗ヒゲタ醤油やヤマサ醤油で有名ですね!


そんな美味しいヤマサのお醤油がたっぷりしみこんだぬれ煎餅や銚電の玄米あげもち。あまりに好きなので、いっぱい買って帰りました。(笑) ぬれ煎餅ファンの自分、そして祖父と父にお土産です。





ぬれ煎餅の【青のうす口味】、【緑の甘口味】、そして、銚電の玄米あげもちなど!

房総のおいしい水は、犬吠駅の売店で、頂きました。

次回は、銚電のぬれ最中も買いたいです!


今夜は徹夜でお仕事なので、ぬれ煎餅を頬張りながら頑張ります!




少しご無沙汰の銚子電気鉄道線でしたが、また元気な姿が見れて嬉しかったです。

しかし、今回の件だけでなく、銚子電気鉄道には多くの課題も残されています。

その解決には、地元のみなさまをはじめ、銚子電気鉄道のみなさま、そして私たち。

多くの人々の努力が必要です。




本日、犬吠駅で、こんな張り紙を見つけました。





お客様各位~たくさんの感謝を込めて~


銚子電鉄の動力は電気ではございません。


あなた様の応援を動力に運行しております。


これからも応援お願いいたします。


銚子電気鉄道株式会社


涙が流れました。いい大人が、目頭が熱くなり・・お手洗いへ。


なんて素敵なハートの鉄道会社なんでしょうか・・・。




私の座右の銘「線路は続くよ、どこまでも」。

小さなローカル線の駅からも、鉄路は日本中の駅へ続いています。

逆に言えば、日本中の駅から、小さなローカル線の駅にも、鉄路が繋がっています。


日本の多くの街は、鉄道を中心に発展して来ました。

時代はクルマ社会になったとは言え、地図を観て頂ければ、歴然です。



鉄道の記事が、新聞や雑誌、そしてテレビなどで出る度に、その鉄道の地元には、

経済効果という名の、実感の伴わないお金が流れてきます。


そして、鉄道の存在は、メディアで扱い易いものです。誰もが知っているのですから。


鉄道が走っているという事は、鉄道会社に運賃収入をもたらすだけでなく、地元にも潤いをもたらすのです。

そのあたりを、大局的に観て頂ければ、例えローカル線であっても、存在価値は十二分にあるのです。



銚子電気鉄道さま、運転再開へのご尽力、鉄道ジャーナリストとしてでなく、一個人として感謝いたします。