皆さん、こんにちは。
本日のブログは、私の想いを皆さんへ綴る発信になります。
そのことをどうかご了承の上、ご覧いただけましたら幸いです。
銚子電気鉄道線は、去る1月11日(土)8時19分頃に発生した列車脱線事故のため、
全線で運転を見合わせています。
これは、同線の笠上黒生(かさがみくろはえ)駅構内に進入中の列車が、下り方分岐器付近にて脱線したものです。
事故の原因については、運輸安全委員会が調査中ですが、まずは早急な事故解明、運転再開を望みます。
本日まで、発生から既に12日が経過していますが、未だ先行きが見えません・・。
銚子電気鉄道にあっては、以前より赤字経営が続いており、数年前は、電車の検査費用が工面できず、公式HPで「ぬれ煎餅」の購入協力を一般に募り話題にもなりましたが、ここ最近は、再度低迷しています。
大変な経営状態にありながら、車両の更新を行い、伊予鉄道から元京王電鉄車を導入し、京王線時代のオリジナルカラーで運転、誘客も図りましたが、昨年のダイヤ改正では、車両の手配の関係で列車本数の削減が生じ、負のスパイラルに入ってしまいました。
銚子電気鉄道では、公式HPに代表者の氏名入りで「お客様はじめ地元の皆さまへ」と題したお詫びと存続への意思表明を、非常に真摯な文体で出されています。
早期の運転再開が望まれます。そして、私が言いたいのは、脱線と存続とを結び付けてはいけない、と言うことです。
脱線は事故です。勿論、鉄道の事故としてあってはならないものです。
しかし、この事故が、存続の論点になってはいけません。
銚子電気鉄道の皆さまや運輸局の皆さま、更には関係各署の皆さまのご尽力に、心から感謝しております。
利用者の皆さまも、不便を頑張って乗り切っておられます。
どうか、早期の事故解明により、安全に運転できることを、願います。
まずはそこからだと思います。