みなさんこんばんは☆
取材出張で、暫し自宅におりませんでした。
最近野外での仕事も結構あるので、日焼けで小麦色になってきました。
夏を感じます・・・暑い~~!!
さて、本日の話題は・・・
22日の朝、JR京浜東北線は、いつも通りラッシュの対応で、沢山の乗客を乗せて走っていました。南浦和駅でも、電車が到着するたびに、人の出入りがひっきりなしに続きました。
9時15分ごろ、「人が落ちた!」と叫び声が上がりました。
電車を降りようとした若い女性が、なんとホームと電車の隙間(約10cm)に落ちて、腰部や両足を挟まれてしまったらしいのです。
女性を救出するために、乗客は電車を降り、ホームにいた駅員と利用者約40人が協力して電車を押し傾けようとしました。
見事、電車とホームの隙間が拡がり、女性を救出。落ちた女性はすぐに救急搬送されました。特に怪我はなかったそうで、なによりです。
JR東日本のコメントや新聞を拝見する限り、ホームが直線の場合、車両との隙間は10~20センチ程度とのこと。そして、事故のあった車両は、京浜東北線大宮発磯子行き南行き電車10両編成の4両目です。
車輪を含めた1両の重さは約32トンで、車輪のある台車と車体の間にエアーサスペンションがあり、車体を押すとサスペンションが伸縮するので、車体だけが傾いたようです。
大きなトラブルのわりには、電車もわずか8分遅れで出発。
周りの人の温かさと、素早い判断が、大惨事を未然に防ぐことができた結果でした。
京浜東北線は人身事故が少なくなく、こういう話を聞くと、「世の中もまだまだ捨てたもんじゃない」と思いますね。
そういえば数年前に、運行中の電車床下から猫が発見され、無傷で保護されると言う奇跡もありましたね。
そのお話も、京浜東北線でした。
(京浜東北線E233系1000番台)
(安全運行を見守る乗務員)
(2005年に撮影。懐かしの京浜東北線209系。103系の写真もたくさんあるのですが、探し中)
交通機関では、現在「夏の輸送安全総点検」が国土交通省の主導のもと実施されています。
不可抗力であっても、列車に遅れが発生すると、多くの方に迷惑がかかります。
社局側が安全行動に努めることはもちろん、わたくし達利用者側でも、ヘッドホーンで音楽を聞きながらの歩行や、携帯電話でメールをしながらの歩行等の「ながら歩き」は、ご遠慮頂き、常に安全を心がけましょう。