みなさん、こんばんは(深夜タイムですが)。いつもブログにご乗車ありがとうございます!
 毎日、鬱陶しい日が続きます。蒸して蒸して蒸しますね(笑)。

 そんな鬱陶しい先日(笑)、編集の打ち合わせを新宿で済ませ、友人と新宿三丁目の伊勢丹前で待ち合わせしていたところ、目に留まったのがコレ↓


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京王の電車・バス開業100周年|京王グループ - 京王電鉄さま↓
http://www.keio.co.jp/100th/


 京王電鉄の歴史は、1913年4月8日に笹塚駅~調布駅間を開業したのが始まりです。当時は、軌道線だったので車両もいわゆる路面電車タイプのものでした。

 軌間は、都電と同じ1372㎜、通称・馬車軌道。今の京王線からは想像できないノンビリした画像です。



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 そして1915年には、早くも新宿に乗り入れました。この新宿は、現在の新宿駅よりも東側、山手線を超えた、新宿三丁目付近にありました。

 つまり、私が待ち合わせた新宿伊勢丹の向かい側にある、京王ビル付近にあった新宿追分駅と称する駅です。これらの画像も、京王ビルに飾ってありました。



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 1926年に、府中駅~東八王子(京王八王子)駅間を走る玉南(ぎょくなん)電気鉄道を合併し、改軌の上、新宿駅~東八王子駅間が繋がりました。

 玉南電気鉄道は鉄道線として開業したため、少し大型のシッカリした電車が走っていました。これが功を奏して・・・・・・後述(笑)


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 ところで、この写真に写っている「5」号ですが、恐らくは玉南電気鉄道1形電車と思われます。この電車は、1号から10号までの10両が製作され、戦中の大東急時代に2000形と名を変え、戦後は、そのままの番号で京王帝都電鉄に引き継がれました。
 1954年に全車が廃車になったそうですが、実はこの電車の台枠こそが、江ノ電305号の台枠なんですね。


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 先ほども記しましたが、元が地方鉄道用の車両として製造されたため、路面電車の様な恰好はしていますが、台枠はとても頑丈です。
 だからこそ、製造から87年という長い年月が経っていても、江ノ電ではバリバリの現役。305形が、最新の車両と肩を並べて、多くのお客さまを運んでいるのも納得できますね。


 他の300形は、路面電車が出自だったので、今はその姿を見ることは叶いません。。。


 
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 その江ノ電305号ですが、現在、重要部検査(定期検査)のため、極楽寺検車区に入場中だそうです。完成は8月上旬とのことですから、今から本線復帰が楽しみですね。
 ベテランの車両が残るには、それなりの決定的な理由がある訳なんですね。


 さて、そんなベテランとゆう言葉で思い出しては恐縮なのですが・・・

 先週末、いつもお世話になっている東京交通短期大学さまに出掛けて来ました!東京交通短期大学さまには、今まで講演会や祝賀会でのお付き合いがありましたが、今回はプライベートで、特別教養講座を受講しに行って来ました。


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 今回は、一介の聴講生として参加させて頂きましたので、東京交通短期大学さまにもアポなしで登校させて頂き、少々驚かせてしまいまして、申し訳ございませんでした。

 しかし、どうしても鉄道界の大先輩、先ほどはベテランと記しましたが、いつもご指導いただいている東武博物館花上名誉館長の講座を、駆け出しの鉄道ジャーナリストとしては、是非生で拝聴してみたかったので、「内緒」で参加させて頂きました(笑)

 


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(花上先生と一緒に☆)

 お話しの内容は、とても面白く味付けされてはいましたが、内容的にはとてもためになり、私の知らないことも多く出てきて、聴講生としては、とても満足でした。
 やはり、現場を実践してきた方のお話しは、どんな評論家よりも現実的ですし、非常に生々しいお話しでした。

 
 改めて、鉄道の知識と鉄道への愛情、鉄道員としての魂をお持ちの方だと深く実感しました。

 花上先生の鉄道を語る時のあの目は、優しいながらも、やや眼光の鋭い、正に鉄道員の目であったことが、非常に印象的です。



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 この東京交通短期大学の特別教養講座は、この後も、鉄道社局の方や鉄道や交通、観光に関わる専門職の方などを講師に行われます。




上のリンク先から「特別教養講座カリキュラム」を選択してご覧ください。



 私も時間が許せば、今年度、あと1、2回は聴講してみようと思っています。教室で、見掛けた方はお声をお掛け下さいね。



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