特別教養講座ルポ＠東京交通短期大学さま

　みなさん、こんばんは。

　きょうは、東京では局地的に強い雨が降る…と言うことで心配しましたが、

夏らしい蒸した薄晴れの東京は池袋でした。

　なぜ、心配かと申しますと、昨夜もお知らせいたしましたが、今回3回目の東京交通短期大学さまでの講演会があったからです。

　東京交通短期大学さまは、戦後、我が国の高度成長に合わせ鉄道路線が拡充し始めた頃に、主に現場のリーダーになる人材を輩出するべく、当時の国鉄や民営鉄道の要請から創立された、現在、我が国で唯一、交通を学べる「運輸科」がある短期大学さまです。

　私とお付き合いのあります、各鉄道社局さまにも、多くのＯＢやＯＧがいらっしゃり、そのどなたもが、当初の目的通り「優秀な現場のリーダー」さんばかりで、正に鉄道社局など交通業界に広く優秀な人材を輩出している貴重な研究機関であります。

　その東京交通短期大学さまで、通年、スケジューリングされているのが「特別教養講座」です。

　本年度の講師陣は、鉄道関係社局の役員さまや駅長さま、教育学者、また広く交通に関わるプロフェッショナルの方々、東武鉄道博物館花上名誉館長、そして僭越ながら私、史絵.。

　テーマも、鉄道に関わることから、社会一般のお話しや自己啓発につながるようなものまで。

　正に、「特別教養講座」の名の通りのものです。

　さきほど、「僭越ながら・・・」と記しましたが、講師陣を拝見しますと、皆さま人生経験が豊富な方ばかりで、私の様な新参者が入る余地など本当は無いのですが、東京交通短期大学さまのご配慮で、貴重なお時間を頂戴しております。ありがとうございます。

　本日も、ほぼ予定人員の皆さまにお出で頂き、本当にありがとうございました。

　多くの皆さんとお逢いできて、とても幸せです。

　さて、お話しは「鉄道の職場～その憧れと現実～」と題しまして、決して公式には表に出てこない、現場でのネガティブな問題点を挙げ、実際に就職された時に体験する「理想の鉄道」と「現実の鉄道」のギャップを知って頂こうと、過去に別件で取材した首都圏と関西圏の11社局の現場の方々に行ったインタビューから抜粋してご紹介いたしました。

　人間関係のことから、多種多様なお客さまのこと、そして事故や事件。