みなさま、こんにちは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
そして、一昨日のさいたま市で行われた「地下鉄7号線延伸事業化推進期成会 講演会」にご参加下さいましたみなさま、お足元の悪い中、本当にありがとうございました。
講演会当日は、大雪の予報が出ており、前日から首都圏のJR各線でも70%程度の運転、という情報がもたらされました。
そして、一昨日のさいたま市で行われた「地下鉄7号線延伸事業化推進期成会 講演会」にご参加下さいましたみなさま、お足元の悪い中、本当にありがとうございました。
講演会当日は、大雪の予報が出ており、前日から首都圏のJR各線でも70%程度の運転、という情報がもたらされました。
私は、今回の公演が出身地であることや、一時期、父の転勤の関係で、埼玉高速鉄道の沿線(戸塚安行)に住んでいた、ということから、この講演会をいつも以上に楽しみにしていましたので、中止になったとしても、遅刻は絶対に出来ませんので(当たり前ですが)、
前日の夜遅くに都内から急遽大宮に移動し、前泊することにしました。
幸い、思ったほどの降雪も無く、大宮からは東武野田線で人形の街「岩槻」に到着しました。
前日の夜遅くに都内から急遽大宮に移動し、前泊することにしました。
幸い、思ったほどの降雪も無く、大宮からは東武野田線で人形の街「岩槻」に到着しました。
東武野田線は、まだまだ8000系王国で抵抗制御のモーター音とエアブレーキの音……。
なんだか少し前まで当たり前に聞こえていたのに、妙に懐かしい音に感じ、嬉しさがこみ上げてきて、
雪の寒さにも負けない温かい気持ちになりました。
雪の寒さにも負けない温かい気持ちになりました。
中間には、制御車の中間車両化が施工してあり、標識灯や運転台機器もすべて取り払われていました。
大宮駅から、わずか10分ほどで岩槻駅に到着!
軽めの降雪とは云え、用心して少し早めに到着しましたので、運良く?駅前のカラクリ時計が、「正午の舞?」を披露して迎えてくれました。
(写真左より、さいたま市地下鉄7号線延伸事業化 推進期成会事務局 江田会長、 当方・史絵.、社団法人埼玉県商工会議所連合会 さいたま商工会議所 松永会頭と写真撮影)
会場の下見をさせて頂き、いよいよ本番です!
まずは、江田会長よりご挨拶がございました。
地下鉄7号線の延伸の経緯や、期成会設置について説明されました。
地下鉄7号線延伸プランは、昨年10月に、検討段階から実行段階に移り、5年後の事業着手を目標とする発表がありました。
誘致岩槻沿線協議会では、延伸の実現を求める署名として、7万8人の署名を集めたそうです。
期成会の発足は、地下鉄7号線検討委員会の報告書がきっかけとなり、 市民協議会、誘致岩槻沿線協議会からさいたま商工会議所へ。延伸実現の活動には、沿線地域中心からオールさいたまで取り組むべきでありとのことから、準備委員会を設けて期成会を設置したそうです。
24年度の事業は、1、調査提言に対する事業 2、埼玉高速鉄道の利用促進 3、延伸の必要性の啓発を行っており、採算性や利用効果は厳しいものがあるが、沿線の地域の活性化や開発をすすめることによって、課題の克服が期待できるため、期成会としては、採算性や便益費用を向上させるための具体的な方策を一歩一歩進めていくと、お話しされておりました。
延伸をのぞむすべての方々に、地域を育てる、或いは、鉄道を育てるとの同じ想いをもって、自ら行動することが大事と、その想いが1年、1日でも早く実現できるように、1歩前に出ることで、新しい未来が開けると仰っておりました。胸にジーンとくる熱いお言葉に、当方もより一層、講演に対する力が湧きました。
そして、江田会長のご挨拶の後は、当方の講演会でございます。
今回は、講演が80分ほど、そして20分ほどの質疑応答と、約100分間を講師として担当させて頂きました。
まずは、簡単な自己紹介をさせて頂き、講演会スタートです。
講演会の演題は、「地下鉄7号線の延伸で、活気あふれるさいたま市へ」と云うことで、
○今こそ必要な7号線の延伸、開業について
7号線の経緯や乗り入れると将来的どうなるかのお話をし、必要な理由として、まちの活性化としてある駅の事例や延伸の効果についてお話をさせて頂きました。
また、今、延伸する理由として高齢化のお話をさせて頂きました。
○浦和美園駅から岩槻駅まで開通したらどうなるかを、現地ルポを交えて疑似体験?
実際に現地を歩いてみた体験を元に、お話をさせて頂きました。
浦和美園駅から、発進!です!この時、大好きな歌「ぼくは電車」を流しました~♪
テンションあがりましたぁ♪
さいたまスタジアムについて
綾瀬川にまつわる話
岩槻消防署・笹久保出張所付近について
目白大学付近について
目白大学について、そして、かつて存在した武州鉄道・浮谷駅について
癒される風景
真福寺貝塚
疑似体験の鉄道旅の最後は、岩槻駅などのお話をしました。
また、延伸によって将来便利に行けそうな地域についての夢のあるお話をさせて頂きました。
武蔵野線の新駅の現状などのお話をさせて頂きました。
東武野田線からJR線への乗り換えについての課題をお話させて頂きました。
○少子高齢化の現在、7号線の延伸開業の必要性、街に活性化について
高齢化の前には少子化がついてきます。どんどん税収が減っていくので、「今、延伸するしかない!」とお話しました。鉄道の開業は、採算性だけではないこと、地域全体のまちづくりをすることが重要であり、線路を敷いてからが、始まりであるとお話しさせていただきました。
〇印の項目のように、単元を分けて、現地取材や資料調査、アンケートや現地インタビューなどで分かったことを、できる限り丁寧に、お話しをさせて頂きました。
ご参加いただいたお客さまはみなさん、7号線に非常に興味のある地元の方が多く、講演後の質疑応答では、多くの方から賛否両論のご質問が寄せられました。
当方も、出来る限りのお答えをさせて頂きましたが、会場にお出で頂きました方で、
もしご納得頂けなかったようでしたら、それはまだまだ私の見識が足りなかったんだと思います。
もっともっと現地に訪れ、生の声を聴き、取材と研究を深めなければなりませんね。
わたくしは、現在の7号線こと埼玉高速鉄道(SR線)は、未完成線だと思っています。
なぜなら、盲腸線になってしまっているからです。
都市部の鉄道はネットワークを生かしてこそ、その真価が発揮されるのです。
もっともっと現地に訪れ、生の声を聴き、取材と研究を深めなければなりませんね。
わたくしは、現在の7号線こと埼玉高速鉄道(SR線)は、未完成線だと思っています。
なぜなら、盲腸線になってしまっているからです。
都市部の鉄道はネットワークを生かしてこそ、その真価が発揮されるのです。
ですから、やはり岩槻や、更には蓮田への延伸し、他社線に連絡できることこそが、SR線を生かす術なのです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。