皆さまこんばんは☆

お元気ですか?私は風邪がなかなか治らず、くしゃみを連発しております!

 お身体にはくれぐれも気をつけてくださいね。



JR東日本・高崎支社「トレインカーニバルin TAKASAKI」ルポ☆つづきを更新します!


 いよいよ、C6120が到着!!

そして、当方のトークライブも開始です。


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba


 御集りいただきました皆さまに、ご挨拶と御礼をさせていただき、当日、両毛線でSLが走ったお話をしました!両毛線、桐生駅から高崎駅間に、C6120が運転されたのです。

 桐生駅からSLが運転されるのは、実に44年ぶりのことでした。

そのことを記念して、まずはお祝いのお話をしました。


 JR東日本高崎支社では、当日運転されたSLに、みんなで手を振る「SL両毛ウエーブ!プロジェクト」を開催しておりました。家族連れや友達同士、カップル同士。みんなで集まって、長い歴史を持ち、愛されてきたSLに手を振る。

 凄く素敵なことだと想いました。

 そんなSLに関するお話、そして、上越新幹線開業30周年を記念して、上越新幹線のお話をしました!


 まずは、SL=蒸気機関車について。


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



高崎には、D51498(デゴイチの愛称)
C6120(シロクイチの愛称)の機関車があること。JR東日本には、もう一両、C57180(シゴナナ)が磐越西線で走っており、愛称がついていること。


 SLが大好きな方は、その愛称をさらに縮めて、ロクイチやヨンキュパなどと呼び、カマと呼ぶ場合もあり、現場の方もカマと呼ぶことが多いこと。ちなみに、ELは電気ガマですね。
「明日のカマはロクイチかなぁ~ ヨンキュパかなぁ~」なんて会話が話されていることなど。



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 機関車の大きな動輪の説明。D51は4つ C61は3つあり、ABCDの順番でDやCがついていること。
動輪3つのC型は旅客用、4つのD型は貨物用であることなど、C61やD51の直径についてを、自分の身長と比べて話したりしました(笑)。

 動輪の大きさにどんな意味があるのかも、お話しさせていただきました。


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 51や61は形式で、テンダ機関車であることや、その数字の仕組み。タンク機関車についても説明しました。498や20の製造番号や、D51が、最大1115両も造られたこと。(ちなみに、C61は33両)

D51には欠番(955~1000)があり、ラストナンバーは1161であること。



 2両の機関車の歴史についてもお話しました。D51とC61はとても関係の深い兄弟のような機関車なのですが、その理由の解説もさせていただきました。




史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 当方が書いたイラストを用いて、簡単に蒸気機関車が走る仕組みのお話もしました。

絵心がないもので恥ずかしかったのですが、皆さまの笑顔が拝見できたので、幸せでした!夜なべして良かった(笑)。




史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 ボイラーの中にある缶胴の中に通っている大煙管と小煙管と呼ばれる沢山の管の中の説明は、手作りのペットボトル(中身は、うどんとそば)であらわしてみました。(汗)



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba




 こちらも皆さまから好評で本当に嬉しかったです!!


 詳しい構造はここまでで、後半は、機関車の見える部分の、ちょっとおもしろい話をしました。
実は蒸気機関車には、名前が書かれていること。例えば動輪とか、ピストンからの力を伝える部分なんかに、機関車の番号が彫られています。だいたいLC6120とかRC6120とか書いてあり、LとRは英語の左のレフト、右のライトのことです。


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 なぜ、このような名前が書かれているのか?その解説をお話し、蒸気機関車の部品がどうしても直せなくなった場合、廃車になった違う機関車の部品を使うことがあること、公園の保存機関車などによく見られるので、ぜひ、間違い探しをしてみてほしいことなど。

 他にも、蒸気機関車の燃料の石炭と水のお話では、給水や石炭をならす作業を水上で見られること。
高崎の蒸気機関車の石炭の産地について、本物の石炭を用いて説明しました。皆さまが驚いてくれたので良かった!特に、お子さんは、はじめて見る石炭に興奮してくれました。



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 石炭をご提供いただきました高崎車両センターの皆さま、まことにありがとうございました。


 そして、水上では、よく機関車のキャブの下から燃えカスを落とし、使った石炭の灰を捨てて、火室をきれいにして、また良く燃えるようにする灰を落とす作業、「カマガエ」をしていること。



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba


 蒸気機関車の大きな汽笛につての説明や、「蒸気溜め」について。安全弁の解説。
そして、蒸気機関車特有の汽笛の合図について。発車合図や運転方法、絶気合図についてなどもお話ししました。



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 蒸気機関車に欠かせない煙の話についてでは、火の粉を消す、回転火の粉止めのお話をして、皆さんに笑っていただけました。

 機関車の前には、両側に鉄の大きな板がついており、これはデフレクター
日本語で除煙板というのですが、なぜデフレクターを備えているのか、その役割についてなどもお話しました。

 蒸気機関車を楽しむためのポイントも、解説させていただきました。乗るなら、なるべく機関車に近い車両に乗ってほしいこととその理由!蒸気機関車を観察するならここ!というポイントなど、さまざまなお話しをさせていただきました。


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 本当はもっとあったのですが、時間の都合で、次に、上越新新幹線のお話をさせていただきました。



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba




 上越新幹線は、昭和57年11月15日に開業し、今年開業30周年を迎えること。

上越新幹線の歴史や、列車名について。その名前の由来や経緯。


 長野新幹線についてもお話ししました。開業当時は長野行新幹線と表示されていたお話です。その理由やこれからについて、
簡単にお話しました。


 最後は、上越新幹線に今は更新されましたが、昔日本一早い列車が走っていたことをお話ししました。
上毛高原~浦佐間で平成2年から275キロ運転
平成9年3月に500系が300キロで営業するまで日本一早い営業列車だったのです。平成12年まで続けられましたたが、現在はありません。

 その理由なども解説しました。

200系4編成を改造してF90~93編成として運転されていたこと。上野~長岡間ノンストップのあさひ1・3号の大清水トンネルから新潟方向に向かった長い下り坂で275キロを出していたことも熱弁。


 日本一早い列車が走っていた上越新幹線。これはとても誇らしく素晴らしいことです。
半世紀以上の長い歴史をもち、高崎で活躍している2両の蒸気機関車と共に、いつまでも、愛されてほしいと願います。




最後に、高崎支社さんが、この日のためにご用意してくださった、高崎の蒸気機関車・上越新幹線5枚のパネルを、クイズに正解した方にプレゼントするクイズ大会をしました!




史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



挙手で、早い者勝ちです☆老若男女問わず、ご参加いただき、しかもお子さまが大奮闘で、とっても盛り上がって、楽しかったです!
 見事、パネルをゲットできた皆さま、おめでとうございました☆




 蒸気機関車の仕組みを、ごく簡単に写真とイラストで説明させて頂きましたが、皆さまいかがでしたでしょうか?


 イベント後にお話させて頂いた方には、とてもよく分かったと言って頂けて、大変光栄に想います。

 蒸気機関車から上越新幹線のお話、クイズまで、あっという間でした。(時間足りず)
伝えたいことをすべてお話しするには、いつも時間が足りないなぁと感じつつ、終わりの時間を迎えてしまいます。(笑)。


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 お気づきの方もいらっしゃったと思います。私の隣で、お写真のお手伝いをしてくださっていたのは、鉄道写真家として名を馳せる結解学氏です。


 今にも動き出しそうな臨場感ある素晴らしいお写真をお貸し頂けるだけでなく、このようなお手伝いまでして頂き、この場をお借りしてもう一度、お礼を申し上げさせて頂きたいと思います。

 ありがとうございました。


 ここからは、結解学氏のお写真です↓



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba



 改めまして当日は、短い時間ではありましたが、皆さまと一緒に、トレインカーニバルin TAKASAKIイベントを楽しむことができて、とっても幸せでした。


 当日お越しいただいた皆さま、最後までこのルポをご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました☆


 最後に、当日会場にお越しいただきました、高崎車両センターの神様。

何から何までお世話になりましたJR東日本企画さま、高崎支社さま。



 素晴らしい経験をさせていただき、感謝してやみません。

ありがとうございました。







 JR東日本・高崎支社「トレインカーニバルin TAKASAKI」番外編につづく☆


読者登録してね フォローしてね