みなさん、こんばんは☆

やっと時差ぼけから開放され、また毎日の執筆生活が始まりました。

 前回、お話し申し上げましたmuni-metroは、サンフランシスコの中心街から住宅地への重要な足(あし)で
市民にとってはなくてはならない交通機関です。

 そして、今回、ご案内する「Cal Train」は、市外の新興住宅地やシリコンバレーで有名なSan Jose(サンノゼ)市方面からのお客さまを運んでくる大事な通勤通学列車です。

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 そのため、平日は各停や急行など一時間に数本の列車が運行されますが、週末や休日は本数が、ほぼ1/3に減少する、あくまでも平日の通勤通学輸送に特化したダイヤ編成です。1/3のダイヤは、日本では考えられませんよね。

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 列車は、如何にもハイパワーを出しそうな巨大なディーゼル機関車がサンノゼ方に連結されており、それに客車が5両ほど連なっています。


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サンフランシスコ方の先頭客車は制御室が二階にあり、この車両の一階の大部分は自転車を持ち込むお客さまの搭載スペースとなっています。

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 予告編でプッシュプルと書きましたが、列車の両側に機関車が付くものではなく、本来の意味でのプッシュプル列車です。


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 機関車と客車は、急行形(流線型でカッコイイ)と各停形(厳つい感じで渋い)があり、銘板の画像を撮り忘れましたが、各停形の客車は「日本車両」製です。異国の地で…しかも鉄道車両で「Made in JAPAN」を観ますと、日本人としての誇りのようなものを感じますね。


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 サンフランシスコの駅(4th & King Streets, San Francisco)で、車掌さんにインタビューすることが出来たのですが、最高速は約75マイル(120km/h)も出すそうで、確かに乗っていて、「思いの外、早い!」と感じました。


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 乗り心地もロングレールで敷設してあるため、日本の新幹線に近いような優しい乗り心地で、とても通勤通学の列車とは思えないようなプレミアム感もあり、非常に心地よい乗車体験になりました☆


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 また、車掌さんのお話しですと、CalTrainはパーク&ライドを積極的に推奨しており、各駅には最低でも100台以上の駐車場を備えており、環境にも適した交通手段であることを熱弁して居られ、感激しました。

 確かに、サンフランシスコ駅を除いて、すべての駅には巨大な駐車スペースや駐車場ビルがあり、これなら渋滞も考えずに中心部に通勤通学も出来ますし、環境への配慮もバッチリですね。

 お話をお聞きした車掌さんの赤いネクタイが、「CalTrain」のロゴがたくさん入った素敵なデザインで、アメリカならではのセンスの良さを感じました(笑)


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 各駅で改札は無く、信用乗車方式です。
乗客の皆さんは、必ず有効な乗車券を所持せねばならず、万が一、無札で乗車すると$250の増し運賃を問答無用で徴収されます。

 そのため皆さん、ちゃんと乗車券やクリッパーカード(日本で云えばSuica)を所持していました。
私たちは、ワンデーパスポートを持っていましたが、このパスは乗車区間(CalTrainはゾーン制運賃)の倍の運賃で、そのゾーンなら一日乗り降り自由という優れもの。ちょっと江ノ電の「のりおりくん」ににた感じです(あちらは全線有効ですが・・・)

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 鉄道の素晴らしさに併せ、絵本に登場するような素敵な駅舎が多く、胸が躍りました☆

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 総評として、CalTrainは、サンフランシスコのダウンタウン(中心街)に通う通勤通学や買い物客のために非常に有用な中距離列車であり、パーク&レールにも積極的に対応している鉄道本来の「環境に優しい」を前面に出した路線でした。
 今回、後半でお話しする「Fライン」に序でのお気に入り列車になりました。

 また機会があれば、是非利用してみたいです。
皆さんも是非機会があれば「乗り鉄」してみて下さいね♪♪

 但し、4th & King Streets, San Francisco駅の周りは若干治安が良くないため(特に夜間)、この駅までは、muni-metroが中心街から走っていますので、muni-metro⇔CalTrainと乗り継ぐことを私はお勧めします。

 ちなみに私たち一行は往路、中心街のホテルから4th & King Streets, San Francisco駅までは、タクシー2台に分乗し移動しましたが、私の乗ったタクシーはトヨタのプリウスのタクシーで、運転手さんはターバンにもじゃもじゃの髭を蓄えたイスラミックな運転手さんでした。日本では味わえない風景でした☆


写真は、マイカメラ Nikon 1 J1 にて撮影☆


 つづく☆

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